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雑学 不調

アラサーでも……。若年性加齢臭の原因とは?

ユンブル

体質の変化などで40代から気になり始めると言われてきた「加齢臭」。近ごろでは、アラサー世代から悩みが広がっているのだとか。ドキッとする話です。

【メントール成分を利用!加齢臭対策のための秘密の裏ワザ】

資生堂アメニティグッズ株式会社が30~70 歳代の男女140 名を対象に加齢臭に関する意識調査を行った結果、8割の人が「自分の加齢臭が気になる」と回答した、という調査結果もあります。

そこで、大阪府内科医会副会長で内科医、泉岡医院(大阪市都島区)の泉岡利於(いずおか・としお)院長に、その原因など詳しいお話を伺いました。


■体の脂質が酸化=さびることで老化のスピードが加速する

「加齢臭とは、体内で老化が進んでいる証拠」と、泉岡先生はずばり指摘します。

「年齢を重ねるとともに、皮脂の中の過酸化脂質や脂肪酸が増えていきます。同時に、抗酸化力が落ちて脂肪酸が酸化されます。酸化とは、『さびる』ことだとイメージしてください。

加齢臭は、このときに作られるノネナールという成分が原因と言われています。

過酸化脂質とは、中性脂肪やコレステロールなどの脂質が、活性酸素によって酸化した物質の総称です。体にとって有毒で、老化を引き起こします。その過酸化脂質は、皮ふの細胞を傷つけ、色素沈着やシワの原因を作ります。これが皮脂腺で起きると加齢臭を発します。

また、メタボリックシンドロームや動脈硬化、心筋梗塞(こうそく)、脳梗塞などの生活習慣病の原因となります」

では、どうして年齢とともに過酸化脂質が増えるのでしょうか。泉岡先生はこう説明します。

「体内では日々、活性酸素を取り除く抗酸化物質が作り出されています。ですが、40代になるとその量が急激に減少します。除ききれなかった活性酸素が増えて、過酸化脂質は増加します。すると、加齢臭や生活習慣病が目立ってきます。

ただこのごろは若い世代に、活性酸素が発生する原因となる、バランスの悪い食事や喫煙、飲み過ぎ食べ過ぎ、ストレス過多の方が非常に増えています。これらの習慣によって活性酸素が毎日たまり続け、体の酸化、つまり老化のスピードが加速することになります。

ですから、20代後半から30代の男女とも、加齢臭やメタボリックシンドロームなど生活習慣病にかかる人が増えています。

また、肥満や運動不足によって、汗腺が詰まりやすくなることもにおいのもととなります」

加齢臭もメタボも、なんとしても避けたいところです。予防するにはどうすればいいでしょうか。泉岡先生は、こうアドバイスをします。

「運動不足、朝食抜き、スナック菓子ばかり食べる偏った食生活、極端なダイエットなど、不規則な習慣に心当たりはありませんか。乱れた生活習慣は、老化や生活習慣病を促進させます。

1日3食、偏食をしない規則正しい食生活が大切です。特に暴飲暴食や揚げ物ばかりの食事ではなく、野菜や果物などのビタミン・ミネラル、豆腐、肉、魚などのたんぱく質、パンやご飯などの炭水化物をそれぞれ、栄養バランスよく食べましょう。

適度な運動も重要です。万歩計で現在の1日の歩数を確認し、プラス2,000歩を目安に歩くことを勧めています。加えて、血液の循環を促して代謝量を高めるために、筋肉も鍛えましょう。

胸筋や背筋など、体の中で大きな面積を占める筋肉を鍛えることで、基礎代謝量を高めることができます。

例えば、500ミリリットルのペットボトルをダンベル代わりに持ち、1日5分~10分、ゆっくりとひじの曲げ伸ばしをしましょう。

生活習慣病を予防するだけでなく、基礎代謝が高くなると血液の循環がよくなり、消費するエネルギー量が増え、脂肪の燃焼にもつながります。

また、ストレスをため込むことはよくありません。自分流のリラックス法を取り入れて、1日に1回は心が穏やかになるように心掛けましょう」

加齢臭の原因が分かりました。気になり始めたら、日々の悪習慣を改善する、若返りのために健康ライフを意識する、行動を起こすきっかけにしようと考えてはいかがでしょうか。

(岩田なつき/ユンブル)

監修:泉岡利於氏。医学博士。内科医、大阪府内科医会副会長。医療法人宏久会泉岡医院院長。
泉岡医院 大阪市都島区東野田町5-5-8 JR/京阪電鉄京橋駅中央出口から徒歩7分TEL:06-6922-0890 http://www.izuoka.com/

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