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失恋したばかりなのに、2人の男性にときめくなんて……

それにしても。
失恋したばかりなのに、2人の男性にときめくなんて……。
一瞬とはいえ、私ったらどうしたんだろう。

そんなことをぼんやり思っていると、弾が言った。
「仕事が乗っているときってさ、
いろんな運が一気に上昇するって言うだろ?」
じゃあ、私の心がときめきやすくなっているのも、仕事への
やる気がアップして、恋愛運が上がっているせいなのかな。
全部一気にテンションが上がる、そんなものなのかも。
弾は機嫌よさそうに話を続けた。
「最近、俺が書いた記事が、全国紙の一面に載ったんだ」
「それって、弾、すごいことなんだよね!?」
「へへ、まあね。それが認められたってわけでもないんだけど、
年末から、東京勤務が決まったんだ」
「え! じゃあ、東京に帰ってくるの!?」
嬉しさのあまり、大きな声が出た。
だって、これから弾にしょっちゅう会えるようになる。

「うん、本社じゃないけど。まずは地方、次に東京近郊、
それから本社っていうのが、うちの出世コースだから」
「楽しみだね。弾が東京に帰ってくるの。
もしかして、その件で今日、東京に来たの?」
「いや、今日はちょっとした取材。
思ったより早く終わったから。弥生に会いたいなと思って」

――会いたいと思って。
その言葉が、胸に心地よく響いた。

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