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謙虚な女子は損をする!? 彼の心をつかむ勝ち札ルールとは

恋愛部長

■満たされており、信頼できる友人の意見を聞く

さてここで、「私は自分の勝ち札って何か全然わかりません」とか、「私にはそもそもアピールできるところなんかないんです」と思っている人はいませんか? そうですね、自分のよいところって、案外自分には見えなかったりするものですよね。そんなときは、信頼できる友人の意見を聞いてみるのがいちばん。できれば男女ともに聞いてみるといいですね。女性は、パートナーのいない人ではなく、絶対に「いま満たされてます!」というような人にしてください。何も親しい友人でなくてもいい。ちょっと知っている人でもいいんです。パッと見の印象からでも、案外的を得た答えを得られることってありますからね。

「私、男性から見て魅力的なところが何もないように思ってしまうんだけど」と持ちかければ、親切な友人はきっと、「何言ってるの! こういうところがいいところよ!」と教えてくれるでしょう。「客観的にどんな男性が合ってると思う?」と聞いてみるのもいいですね。相手から見て、自分がどう見えているかを知ることと、どんないいところが実はあるのか(そしてそれがあまり表に出ていないのか)を把握することです。

私の友人にも、「なんでそっちに行くんだ!」と怒りたくなるくらい、毎回恋に後ろ向きな子がいます。本人は、自分にはまったく魅力がなく自信もないようなことを言うのですが、私から見れば、十分チャーミングな部分を持っています。彼女の現状のパーセプション(見え方)は、「男っぽくて手厳しい熱血サラリーマン女史」。でも、本当の彼女は、ナイーブで乙女で、かわいい趣味のある女性。誰にでもやさしく穏やかで、決して出しゃばらないところがいいところ。そんな彼女を好きになる人はきっといるはずなのに、本人が、偽物の自分の仮面をしっかりかぶって、「私はどうせモテません!」と男性を寄せつけないものだから、そういう外見部分でしか認識されていません。

自分でかたくなに「モテない」と思いこんでいる人ほど始末に悪いものはないんですよ。素直に友人の意見を聞いてくれたなら、もっと自分に自信を持って、自分のいい部分を前面に打ち出すこともできるのに。

パーセプションを変えるときに大事なのは、周囲にいる人です。付き合っている友人が、辛口だったり、皮肉屋だったりすると、自分がいくら自分のいい面を出そう出そうとしていても、からかわれたり、嘲笑されたりして気勢を削がれてしまうからです。

この世にはいろいろな人がいて、なぜだか他人に冗談でひどいことを言ってしまうタイプの人間がけっこういます。私のまわりにもいます。冗談で、「ブスのくせに」なんて言われたことも何度もあります。本人も悪気はないし、その場はみんなといっしょに笑って流すんですが、どれだけ傷ついたか知れません。でも、あるときから、そういう友人とは積極的には付き合わないことにしました。冗談でも自分がけなされてうれしい人なんかいるわけありません。そういう“気安さ”が友情の証しだと思う人たちなのかもしれませんが、私にとっては大変な“毒”でした。そういう、自分に対する見方がそもそも低い人たち、辛口で誰に対してもひどい言葉を吐いてしまう人たちには、いくら自分がパーセプションを変えようと努力しても無駄になってしまうどころか、からかわれたりするので逆効果になってしまいます。

であれば、付き合う友だちのほうを変えてしまえばいいのです。自分のいいところをちゃんと見て、正当にそれを評価してくれる、それを口に出して伝えてくれる人を選んで付き合うことです。そうすれば、自然と自分のいい部分を素直に受け入れ、それに見合ったふるまいをすることができるようになるんです。

もちろん、そういう友人に対して、過度に卑屈に、「私にそんな部分なんかあるかなぁ」とか、「やっぱり私はダメな女よ……」なんて言ってはダメですよ。せっかくの好意的な言葉は素直に、喜んで受け入れましょう。

【次ページ】変わりたいのに、いつものグループから抜けられない場合の対処法

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