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雑学 ボディケア

あなたの知らないハーブの世界「ハイビスカス:疲労回復」「生理痛:ラズベリーリーフ」

お肌のシミ対策になったり、腎臓や肝臓などデトックス臓器をサポートしてくれるもの、精神的に弱った心を明るくしてくれるものなど、ハーブにはさまざまな効能があると言われています。しかし、妊娠中にはNGなものがあったり、保管状態が悪いと劣化して効果がないことも。

【メディカルハーブって何?】

そんなハーブの使用上の注意について、ハーブの専門店「グリーンフラスコ」の門間充衣子(もんまみえこ)さんにうかがいました。

●ハーブティーは1日3回、1~2週間継続しよう

――さまざまな効能があるといわれているハーブですが、実際のところ、美容・健康に効果があるのでしょうか?

「効果はあります。けれども、西洋医学のお薬のように、対症療法としての即効性のある効果ではなく、私たちの体にある自然治癒力を高めることによって症状が改善するというのが特徴。そのため、なんらかの目的があって摂取する場合は、継続的に摂取するのが効果的です」

――どのくらい続ければよいのでしょうか? また、調味料、お茶、そのまま食べるなど、摂取方法によって効果が異なるのですか?

「ハーブティーはハーブに含まれる水に溶ける成分、ハーブオイルは油に溶ける成分、ハーブパウダーならハーブの成分をまるごと摂取することができます。そのため、摂(と)りたい成分によって摂取方法を変えるのが理想的です。

とはいえ、続けることが大事なので、難しいことは考えず、ハーブティーを楽しみながら、ドライハーブを料理にも活用するというのがよいと思います。ハーブティーは、1日3回、1~2週間は継続してほしいですね」

●ドライハーブも鮮度が大事!?

――お肌のシミ予防になるハーブはあるのですか?

「『ヒース』が代表的です。『ローズヒップ』や『ジャーマン・カモミール』もよいでしょう。また、すべてのハーブには抗酸化作用があるので、美容に効果的ですよ」

――カモミールやローズヒップなら、ファミレスのドリンクバーにもありますし、スーパーでも簡単に手に入りますね。

「ファミレスやスーパーの商品の品質がよくないということではないのですが、商品にハーブの学名の記載があるというのがひとつの選ぶ基準になりますので、その点でハーブ専門店で購入するのをお勧めします。それに、専門店なら店員に相談することもできます」

――購入したハーブティーやドライハーブの管理で気をつけたほうがよいことを教えてください。

「空気や光が入らない状態で保管することが大切。空気や光に触れるとハーブの酸化が早まってしまうのです。保管状態が悪くて色や香りが薄くなってしまっているハーブは、劣化して効果が期待できないかもしれません」

――腎臓や肝臓などデトックス効果があるものはあるのですか?

「血液のデトックスとしては『ネトル』が代表的です。肝臓のデトックスは『ダンディライオン』。腎臓によいハーブは数少ないのですが、『クミスクチン』という沖縄や東南アジアで飲まれているハーブがおすすめです」

●医学的な研究により効果が実証されたハーブも

――仕事がはかどるハーブや、落ち込んだ気持ちを明るくしてくれるハーブを教えてください。

「『ペパーミント』はスッキリとした風味で気分転換になります。疲労回復には『ハイビスカス』がよいでしょう。また、気持ちを明るくするには『セント・ジョーンズワート』です。このハーブは、鬱症状にも効果があると医学的な研究により実証されているのですよ。

ちなみに、生理痛にはラズベリーリーフがお勧めです。ヨーロッパでは安産のためのお茶として知られ、妊娠後期(8カ月目以降)の妊婦さんに飲まれています」

――妊娠中に避けたほうがよいものはあるのですか?

「『マテ茶』『セージ』『ローズマリー』、それと『ラズベリーリーフ』も妊娠初期には控えます。ハーブの作用は穏やかなので、食品として販売されているハーブであれば、毒のようなものはありません。けれども、マテ茶のようにカフェインを含有しているハーブもありますので、特に妊娠中などには専門店で相談してほしいなと思います」

わかりました。ハーブティーを効果的に飲みたいときは相談するようにします。専門店に行くといろいろなハーブがあって楽しそうですよね。門間さん、どうもありがとうございました。

取材協力:グリーンフラスコ http://www.greenflask.com/
NPO法人日本メディカルハーブ協会認定 ハーバルセラピスト 門間充衣子さん

(OFFICE-SANGA 臼村さおり)

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