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男性の真剣な表情ってカッコいい……つい見とれてしまい

少しでも多く勉強しておこうと、翌朝は2時間早く出社した。
うちの社は、海外との取引があったり、
時差出勤を選択している人がいたりで、
いつも誰かしら早く出社している。

営業部のドアをあけると、
すでに三上さんがパソコンに向かっていた。
「おはよう。早いね」
「おはようございます。資料に目は通したんですけど、
まだ把握しきれなくて。付箋の暗記もまだ全部は……」
「ああ、だいたいでいいよ。タブレットで検索できるから」
「えっ!?」じゃあ、何のためにあんなことを言ったの?
「でも、ひと通り理解していないと、検索しても、
その場で説明できないからね」

そっか、私のためだったんだ、とホッとした。
私の教育係になったことを面倒だと思って、
資料を丸投げしたわけじゃないみたい。
「あの、教えてほしいことがあるんですけど」
と私なりに分類した製品分類図と関係表を広げると、
三上さんは「これ、自分で考えたの?」と驚いた顔をした。
「はい。この分類に間違いがないか、見てもらえませんか?
あと、何に使うのかよくわからない製品があって」
「OK。ただ、ちょっとあとでいい?
やりかけてた仕事、終わらせるから」
三上さんは、分厚い手帳を取り出し、
パソコン画面を見ながら何かを書き込みはじめた。
男性の真剣な表情って、カッコいい……。
つい見とれていた自分に気づき、あわてて目をそらした。

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