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典型的な破局パターンを回避! 多忙な彼と上手に付き合う5カ条

恋愛部長

豊富な失恋経験・恋愛アドバイス経験をもつ“恋がへたくそな女子代表”恋愛部長さんが、働く女子の恋の悩みにアドバイス。さまざまなトライ&エラーのすえに編み出された、誰でも真似しやすい「恋のメソッド」を指南します!

「主張しすぎ」「遠慮しすぎ」はNG!

まず、忙しいときの男性は、恋愛モードの彼とは別人と考えましょう。「忙しい今は、彼とは知り合いだ」とでも割り切って、連絡がなくてもカリカリ怒らないこと。そして、会っているときは母のように大らかな気持ちで対応しましょう。デートや電話を長く引っ張るのはご法度。たとえば、忙しい仕事の合間にちょっとお茶するとしたら、30分なり1時間だけサラッと会って、楽しく会話したらすんなり帰る。そこで、久しぶりに会えたんだからと、甘えて泣いてぐずぐずするから「彼女と会うと大変だから、しばらくは会わないでおこう」となるんです。

そして、仕事と自分を同じ天秤で測らないこと。絶対に、彼に「仕事と私、どっちが大事?」なんて愚問を投げかけてはいけません。仕事ならしょうがない、とあきらめることを覚えましょう。

3番目も大事です。忙しくて余裕がないときに限ってなぜか究極の選択を迫る女子は多いです(彼のほうから切り出されてしまうこともありますが)。ここでやってほしいのは「保留」です。絶対です。今までアドバイスしてきて「保留にした結果、元に戻って、結局結婚しました~」って話は結構あるんです。別れ話が出たからって取りみだすことなかれ。今は彼が「異常事態」なだけですから、こちらは落ちついて「今忙しいんだから、私のことでまで悩まないでいいよ。落ちついたら会って話そう」と言って保留にしましょう。ポイントは「会って話す」です。会って話せば彼女への気持ちが戻ることも多いですから、メールや電話などで急いで白黒つけようとしないことです。

そして、4番目の「暇になったら……」ですが。忙しい人は、いつ体が空くかがわかりません。「暇になったらゆっくり会おうね」なんて言っていると、いつまでたってもそんな日は来ないかも。そんな発言をすると、額面通りに受け取られて「いまはまだ暇じゃないから」とか「もう少し待っててもらえばいいや」などと、彼の中で後回しにされてしまいます。恋愛全般で言えることですが、言うのであれば「連絡待ってる」ではなく「連絡するね」がベター。あくまでも受け身にならず、自分が主導権を握るつもりで。いくら彼が忙しいからってがまんしたり無理したりすることはないです。その代わり、ワガママは言わないで。こちらから「明日ちょっとお茶でもしない?」などと誘ってみて、もしダメだったら「OK、またね」とすんなり引く。絶対にそこでうだうだ言わないこと。「忙しいならいいよ」とか、「無理しないで」も私は基本言わないようにしています。私のために無理するかしないかは、彼自身が決めること。むだに低姿勢な態度は、足元を見られるので注意

そして、いちばん大事なのは、5番目の「ごほうび」の彼女でいるということ。忙しい人は、自分に対する「いましめ」発想で恋愛を禁じてしまうということを書きました。それに対して彼女の側の心構えとしては、もし彼に時間ができたら真っ先に会いに行きたくなるような、ごほうびのような存在であればいいんだと思うんです。会ったら、明るくてやさしくて癒される。またがんばろうっていう力が湧いてくる。そんな彼女だったら、忙しい合間をぬって、少しでも時間を割いて会いたいと思ってくれるはず。そのためには、まず、会えない時間を気にしないこと。自分もほかに予定をいっぱい入れて、忙しくして、彼の不在が気にならないようになること。これはがまんとはちがいます。会えない時間を泣いて過ごすのではなくて。会えない時間も、自分の好きなことをして生き生きと暮らす。そして、いざ彼と会えるというときには、飛びきり魅力的な彼女でいるようにする。ほかのカップルや一般の付き合いなどと比べなければいいんです。よそは、よそ。忙しい彼を好きになったのだから、忙しさもひっくるめて受け入れて、愛すればいい。

私も忙しい彼と付き合っていたときがありましたが、彼は、休みの日もずーっと家で企画を考えたり仕事の準備をしたりする必要があったので、滅多に会えませんでした。月に一度しか会えないこともザラ。それでもうまくいっていたのは、私が、彼との付き合いをそういうものだと最初から割り切っていたから。土日は、友だちを呼んでパーティしたり、女友だちと旅行に行ったりして、彼がいなくても楽しく暮らしていました。最初からいないものとして予定を組んでいれば、案外大丈夫なもの。彼のほうも、ほんの短い時間を見つけては、会社の近くまで会いに来てくれたりしたものです。私たちの付き合いは、ほかの人と比べたら全然「付き合っている意味がない」ように見えたかもしれないけど、当人たちにとってはそれが心地よい関係だったんです。

そういうふうに、自分たちだけのうまくいくペースをつかむ。そして、それに一日も早く慣れること。彼のパターンや心理状態をよく観察して、次の出方が読めるようになってしまえばいいのです。

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