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寿退職したくない!? 彼から家庭に入ることをすすめられ

わたしは拓巳とのデートではおなじみとなった、
いつもの中華ダイニングで彼と向かい合い、
驚きで目をパチパチとさせていた。

「うーん、正直、会社を辞めるなんて、
ぜんぜん考えてなかった。
ウチの会社、寿退職する人ほとんどいないし」
「ぼくは、せっかくの結婚生活なのに、
時間に追われてたいへんそうなあすかを、
あんまり見たくないんだ」

拓巳は表情を和らげて、わたしに言う。
たしかに。今でも休日は一人分の掃除や洗濯、
それに翌週の晩御飯のストックを作ると、
あとはこうしてデートする時間しか余裕はない。
結婚して二人分の家事をしながら、
仕事を続けるのはたいへんかもしれない。
でもこの会社、すっごく努力して入ったし。
退職するには、かなり勇気がいる。

「もちろん、今すぐの話じゃないから、
ゆっくり考えてもらえばいいんだけれど」
「そうだよね」
わたしはそう言って笑うと、
今日はせっかくのデートだから
この話題は、これ以上考えないことに決めた。

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