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どういう意味? 式場のパンフを見て彼に苦笑され……

日曜もひとり、PCでサイトをみたり、
街に出てブライダル雑誌を買ったり、
どんな結婚式にしたいかを、ずっと想像し続けた。
教会の真っ赤なバージンロードを歩く結婚式。
広いお庭でしたたるグリーンに囲まれた披露宴。
あるいは白無垢を着て、
神前で三三九度の盃を重ねることになるかも……。
「でも、こんな風にひとりで考えても、
拓巳のご両親や勤め先の都合、
それに自分の親の意見も聞かなきゃだしね」

テーブルに頬杖をつき足をパタパタさせながら、
わたしは、はやる心を抑えようとした。
実際、場所もお客様の人数もわからないまま、
あれこれ考えても決まるはずもない。
なのに頭の中は、結婚式のことでいっぱい。
「自分が結婚するとなったら、
こんなに乙女になってしまうなんて、ね」

そして週末、拓巳と会う約束の日、
それでも式場に関する雑誌やパンフレットは、
できるだけ少なめに持っていったつもりだった。
「あのさ……式の前に、
考えることはたくさんあるでしょ」
拓巳はテーブルの上に積まれた資料を見て、
苦笑しながらそういった。

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