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付き合って1年もたたないのに、結婚の話が出るなんて

「え、結婚って?」
「だから、ぼくはあすかと結婚したいんだ」
拓巳からの突然のプロポーズに、
ふりむいたわたしは目をパチパチさせた。

後ろに建つホテルと青すぎる空、
それに視界のふちのピンクのツツジが
彼を中心にクルクル回って、
どこか知らない世界に吸い込まれそう
……そのくらい、突然すぎて驚いていた。

「もしかしたら……いや?」
「ううん、イヤなわけないじゃない!
あんまり突然なんで驚いただけ。
わたしたち付き合ってまだ1年もたたないし。
こんなに早く結婚の話が出るなんて、
考えてもなかったから。
……だけど、とってもうれしい」
「じゃあ……」
「こんなわたしでよかったら、
よろしくお願いします」

そう告げると、拓巳はわたしの腰を引き寄せ、
唇に短いキスをした。
「ありがとう」
わたしはその時、最高に幸せな気分だった。

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