お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

身長なんてどうでもいい!? 彼の笑顔を見ていたら……

次の土曜日、遥斗くんと新橋のSL広場で待ち合わせをした。
飲み会のときには気づかなかったけれど、並んで歩くと、
遥斗くんの背が低いことが気になった。
私と同じか、ちょっと低いくらい。
だけど、
「ビールマイスターの店の話、ほのかちゃんが覚えてくれてて、
嬉しいなって思ったんだ」
という遥斗くんの言葉を聞いたら、私のほうが嬉しくなって、
身長なんてどうでもいいことなんだと思えた。

遥斗くんに案内されたのは、
昭和を感じさせるシックな雰囲気のビアホールだった。
ビールマイスターが注ぐところを見られるように、
カウンターに座って、おすすめの生ビールをオーダーする。
遥斗くんは『日本一おいしいビール』と言っていたけど、
何が違うんだろう?
ビールマイスターの注ぎ方をじっと見る。
するとマイスターは、注いだビールの泡の一部を捨てて、
さらに泡を注ぎ足した。

「このテクニックで、炭酸が強すぎず、弱すぎず、
甘みと苦味がほどよく感じられるビールになるんだって」
と、遥斗くんが得意顔で説明してくれた。
乾杯して1口飲むと、「おいしい!」という声が自然に出た。
「だろ?」遥斗くんが嬉しそうにほほ笑む。
その笑顔を見ながら2口目を飲んだら、
さっきよりもっとおいしく感じられた。

お役立ち情報[PR]