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友だちの元彼を好きになったとき、彼を忘れたくて……

大学時代、私は友だちの元カレ、雅喜を好きになってしまった。
雅喜の笑顔が好きだった。そんな簡単な理由だった。

友だちと雅喜が別れたとき、私は悲しんだ。
もう雅喜に会えなくなるんじゃないかと思ったから。
だけど偶然、私のバイト先で雅喜も働くようになった。
幸せだった。雅喜の笑顔を見られるだけで、幸せだった。

夏がきた。雅喜が「海にいこうか」と誘ってくれた。
嬉しくて、嬉しくて、行きたかったのに、断った。
本当は大好きで、バイト以外でも一緒にいたかったけど、
海にだって行きたかったけど、そんなの言えるわけない。
だって、元カノである友だちと気まずくなりたくなかったから。

1年後、雅喜に彼女ができた。
仲のいい2人を見ていると、辛くて胸がはりさけそうだった。

そして私は、同じゼミの勇と付き合った。
勇のことは好きでも嫌いでもなかったけれど、
とにかく雅喜を忘れたくて、そのためだけに付き合ったんだ。
ところが、勇が他の人を好きになってしまって、私はフラれた。
傷ついたけど、不純な動機だったから仕方ないような気もして、
罪悪感と孤独感で、しばらく胸が痛みっぱなしだった。

あれから5年、誰かを好きになりかけても、
その小さな恋のともし火を、
自分で吹き消してしまうクセがついてしまった。
だけど、このままじゃ、私は永遠に1人ぼっち――。

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