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専門家 マネープラン

“女子力アップ投資”と“コンプレックス出費”の境界線って?

花輪陽子

恋愛、転職、結婚、出産……、さまざまなライフイベントに、マネーの悩みはつきもの。なかなか人には相談しにくいお金とライフプランのお悩みを、編集部が読者に代わり、FP花輪陽子さんにガチンコ相談!

今回の相談者は、美容やエステに関心が高いみいっちょさん(仮名)。現在、特に貯蓄をしておらず、そろそろ老後の資金を貯めたいけれど、どれくらい貯めればいいかわからず不安。また、「いい人がいれば、結婚したい」と思っているけれど、なかなかお金の価値観が合う人に出会えずにいるとか。(取材・文/島影真奈美)
※みいっちょさん後編はこちら

老後も余裕のある生活をするためには、いつから貯蓄すべき?

そろそろ将来に向けて、お金を貯めなくちゃと思ってはいるものの、美容費とキッチン用品の支出が多く、なかなか貯金できずにいます。週1回はテニススクールに通い、月謝は月々8,000円。エステはグルーポンやポンパレ、ホットペッパービューティなどのクーポン券を活用し、まずは一回試して、気に入ったら回数券を購入するというスタイル。現在は、週1回脚やせコースに通い、骨盤ダイエットの施術を受けています。将来は、仕事をやめても、たまには友達とごはんを食べたり、エステに行ったりできるぐらいの余裕のある生活をしたい。その場合、いつから貯蓄をはじめたらいいのか教えてください。(みいっちょ/金融・証券/事務職/総務・経理・営業アシスタント)

【みいっちょさんprofile】駅近マンションでひとり暮らし。家賃4万7,000円。手取り年収220万円、手取り月収18万円。勤務時間は9~18時で残業はほとんどない。平日は週1~2回ペースで、同僚と行ったことがない飲食店を開拓する。予算は4,000円~5,000円。月々の化粧品代は約3,000円、エステなどの美容費が約1万円。日々購入した内容を手帳にメモするようにしているけれど、「メモをもとに支出を見直す」といった有効活用はできていない。また、貯金や通帳への記帳もしていない。

編集部 将来のことも気になるけれど、今必要だと思うものに投資すると、お金が貯まらない……。そんなジレンマに直面しているマイナビウーマン・メンバーは少なくないようです。

花輪陽子(以下、花輪) とはいえ、30歳を超えたらを、そろそろ貯蓄ゼロ生活を脱出する必要がありますね。「いつからはじめればいいかわからない」「いくらくらい貯めればいいかわからない……」と先送りしていると、あっという間に時間がたってしまいます。

編集部 みいっちょさんの場合でいうと、まずは何からはじめればいいでしょうか?

花輪 ひとまず、手持ちの通帳をぜんぶ記帳してみましょう。思いがけずたくさん預金残高が残っている通帳が見つかるかもしれませんし、ほとんど出し入れしていない通帳は解約してしまうことも視野に入れて。

編集部 使っていない通帳は取っておかないほうがいいんですか?

花輪 そうですね。セキュリティという観点からいっても、管理の手間からいっても、普段からよく使っているもの以外は、解約することをオススメします。

編集部 ちなみに、みいっちょさんは、美容費とキッチン用品の支出が多く、なかなか貯金ができないそう。

花輪 全体的に“お楽しみ出費”が多い印象ですね。美容費、服飾費、化粧品代、交際費、旅費・レジャー費、習い事などの合計金額が3万6,000円。手取り月収の2割を占めています。せめて、手取りの15%くらいまでおさえたいですね。

編集部 「将来、ギリギリ生きていけるくらいの備えをしておきたい」という、最低限やりたいことの中にエステ代が含まれることから、みいっちょさんのなかでエステの優先順位は相当高そうな印象がありますが……。ストレスなく節約志向にシフトするためのコツはあるんでしょうか?

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