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専門家 妊娠・出産

真実を知るのが怖い「私って子どもを産めるカラダなの?」

妊娠出産というと、まだ遠い先の話かもしれませんが、産む産まないに関係なく「産むのに必要なカラダ」について知っておいて損はないはず! “そのとき”が来たら、はたして自分は産めるカラダなの? そもそも、妊娠出産ってどういうもの? 自覚症状がないまま進むカラダの異常って!? 知らないことだらけの「いつかそのとき」のために、ぜひ女子のみなさんに見ていただければと思います。

最近よく聞く、“妊活”という言葉。これ自体は子づくりに励んだり、不妊治療をがんばることを言うみたい。でも、この連載を見てくださっている読者のみなさんの中には、妊娠や出産は「まだまだ遠い話」「そもそも、結婚すらしてないし……」と遠いことのように思っている人も多いはず。とはいえ、最近メディアで話題になっている「卵子はどんどん老化する」とか、「不妊治療にはすごくお金がかかる」なんていう話になると、ついつい「自分はどうなの?」と気になっちゃいますよね。

女子にとってすごく微妙なこの問題。読者に「自分が将来“産めるカラダ”か気になりますか?」とアンケートで聞いてみたところ、7割近くもの人が「気になる」と回答。その気持ち、私もすっごくよくわかります……。

「赤ちゃんは絶対に産みたい!」(マスコミ・広告/事務系専門職/1年目)という意見から、「誰もが産めるかどうかわからないと知って、自分自身がどうなのか気になる」(学校・教育関連/事務系専門職/8年目)、「実際にすてきな男性と出会って、子どもがほしいと思ったときに、産めないカラダだったらつらいので事前に知りたい」など、将来の妊娠出産に対して、ぼんやりとした不安を抱いている人が多いようでした。

ほかにも「毎回の生理痛が半端なくしんどい」(金融・証券/専門職/5年目)、「日々ストレスを感じているうえ、31歳から不正出血や何かとカラダに異変が起きているので、子どもが産めるのか心配」(アパレル・繊維/販売職・サービス系/10年目以上)といった具体的な症状があり、不安に感じている女子も。むむ、それはたしかにちょっと心配ですね。

いつかは出産をと思う人も、産む産まないはまだわからないのでとりあえず将来の選択肢は残しておきたいという人も、自分のカラダについて今から知っておいて損はないはず! そこで初回となる今回は、気になる「自分の妊娠力」をチェックしてみましょう。「こころとからだの元氣プラザ」(東京・飯田橋)の産婦人科医・永田順子先生に、チェックリストを作っていただいたので、さっそくトライ!

『escala cafe』にて2012年10月にWebアンケート。有効回答数278件(escala cafe会員:22歳-34歳までの働く女性)。

●ズバリ、あなたの妊娠力は?  1. 生理周期が乱れている(24日以内、または39日以上など) 2. 生理痛がひどい 3. 経血量が多く、血液のかたまりが出る 4. 基礎体温がばらばらで二相性になっていない (二相とは、排卵期を境に低温期と高温期にわかれていること) 5.やせすぎ、または太りすぎである (BMI値が18以下、または25以上。BMIは、体重(㎏)÷{身長(m)×身長(m)}で計算) 6.タバコを吸っている 7.手足が冷たいなど、冷え性の自覚がある 8.睡眠時間が少なかったり、深夜0時過ぎに寝ることが多いなど、生活が不規則 9.仕事が忙しく、3食きちんと食べることが難しい 10.仕事のストレスが多い 11.運動不足、または逆に運動にのめりこみ生理が不規則になった

あなたは、いくつチェックが入りましたか? これは、婦人科系機能に今不安がないかと、将来に影響を及ぼしかねない生活習慣を知るためのリストです。あてはまる項目が多いほど、黄色信号が点滅するかも! チェック項目の解説は、次週にご紹介します。

(構成:小池直穂、執筆:田中絵真、イラスト:macco)

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*目次*
第2章
第32話  夫の喫煙、毛染め、冷え……妊娠力をダウンさせる生活習慣って本当はどれ?
第31話  コーヒーって妊娠力にいいの? 勘ちがいしがちなNG食生活を総チェック!
第30話  産めるカラダの真実「3年後の自分は、今の自分に勝てないけれど……!」
第29話  あなたは大丈夫? 妊娠・不妊にまつわるよくある5つの勘ちがい
第28話  産めるカラダかどうか、今すぐにでも知りたい! 妊娠に必要な6条件
第27話  妊娠予定がなくても、産めるカラダかどうか不安。「産めるカラダ」とは?
第26話  高齢出産になってからじゃ遅い! 未来の自分が後悔しないため今必要なこと
第1章
第25話  生理、冷え、ストレス、血の巡り……疲れた子宮環境を回復するコツは?
第24話  子宮はニワトリの卵ほどの大きさ!? 実は知らない、子宮や卵巣のホント

第23話  子宮と卵巣、そして骨盤。産むために必要なカラダの仕組って?
第22話  生理の回数が激増した! 子宮環境がアブナイって本当?
第21話  妊娠しても仕事は続ける、やめる!? 働く女子はどっちが“オトク”?
第20話  妊婦や出産後の女性を守る制度を知っておこう!
第19話  出産でもらえるお金を、もらい損ねない方法は?
第18話  トータルで258万円!? 出産と育児で働く女子がもらえるお金事情
第17話  失敗しない夫選びとは? 将来「いいパパになりそう」な男性4つの法則
第16話  「いつか産む」でも「いつ産むの?」妊娠出産のタイミングの見極め方
第15話  あなたの卵子が残りあと何個かわかる!?
第14話  不妊治療をすれば、誰でも子どもを産めるようになるの?
第13話  「高齢出産のリスク」を減らしたい! 今からでもできることは?
第12話  加齢が妊娠を妨げる! ベストな年齢は?
第11話  人は何歳まで妊娠できるのか? ズバリ、妊娠できる限界年齢は
第10話  いつか妊娠する日まで、「かかりつけ医」と二人三脚でのりきると安心?
第9話  ブライダルチェックは妊娠判定にあらず!? 婦人科検診でわかること
第8話  生理だけじゃないキケン信号! 将来の妊娠に影響がある病気とは?
第7話  妊娠力キープ婦人科へ行こう!? 年齢別に知っておきたいこと
第6話  将来の妊娠を妨げる行為–カラダを冷やす意外な真実!?
第5話  将来の妊娠を妨げる行為–3食ともバランスよくなんて私には無理!?
第4話  将来の妊娠を妨げる行為–激しくなければダイエットもOK!?
第3話  年齢、生理不順、仕事……不安いっぱい。でも、よりよい妊娠って?
第2話  産めるカラダをあなたから奪う!? その習慣や無関心がダメージのもと!
第1話  真実を知るのが怖い。ぶっちゃけ、私って子どもを産めるカラダなの?

監修:産婦人科医 永田順子先生

こころとからだの元氣プラザ 婦人健診課医長、東京医科大学兼任准教授、専門は婦人科腫瘍。「月経不順や生理痛など気になることがあれば、自己判断でがまんするより、受診してみてください。病気予防はもちろんですが、健康へのアドバイスができればと考えています」。

協力:医療法人社団こころとからだの元氣プラザ


「すべての人びとのいのちと環境のために」をモットーに、健康診断・精密健康診断・外来診療と、病気の早期発見・早期治療に取り組んでいます。なかでも「女性のための生涯医療センター」は、婦人健診と女性外来の二本柱で“女性の健康”の強い味方。現在、婦人健診促進キャンペーン「とくとく女性のがん検診」(2013年1~5月実施)受付中。