お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

別れられない!? カフェの裏でキスされていたコを思い出して

「そうだよね。やっぱり慎吾さんとは、
付き合わなくてよかったんだよね。残念だけど」
「うん。ああいう人と付き合って、
浮気されて苦しくても別れられない、
みたいな展開になったら怖いもんね」

真穂に言われて、
カフェの裏でキスされていたコを思い出した。
慎吾さんは、すごく手慣れている感じで、
女のコを黙らせた、という風にも見えた。
あの時、慎吾さんはそのコの気持ちを、
少しでも思いやってあげていたのかな?
……どうも、違う気がする。
だとしたら、とても残酷な仕打ちだと思う。
少しの間、ぼんやりとそんなことを考えていると、
真穂が言う。
「今度、彼が友だちと河原でバーベキューやるの。
全員で12人ぐらいの予定だけど、梨緒も来ない?
ちょっと寒いみたいだけど、火も焚くし。
専用の施設だから、準備も後始末も割と楽だよ」

「そっか。冬に川のそばで火を囲むなんて、
いいかもね。じゃあ、参加させてもらおうかな」

この時のわたしはまだ出会いを探そう、
なんて野心は育ってはいなかった。

お役立ち情報[PR]