お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

正直は美徳?

わたしはスマートフォンを見てため息をついた。
慎吾さんはものすごくストレートに、
キスをしていた女のコが彼女だと認めている。
いや、へんな言い訳をされても、
さらに不信感が増すだけだと思うから、
正直に言ってもらった方がいいんだけれど。
でもものすごく、がっかりしている自分がいる。
実はあれが彼女と最後のキスで、
本当はぜひ付き合ってほしいんだとか、
そんな見え透いた嘘をついてほしい自分がいる。
……だからここで、一言だけつっこんでみる。

「何で、謝るの?」
「だってぼく、梨緒ちゃんと付き合いたかったから。
できれば今の彼女と別れて、お付き合いしたかった」
「そっか。でも『ごめんなさい』なんだ」
「うん。彼女と別れるのには、
時間がかかりそうだから……いや、当分無理かな」

「やっぱり好きなの?」
「好きかもしれない。彼女すごく嫉妬深いけど、
ぼくに一途で一生懸命になってくれるんだ」
「のろけてくれちゃって。でも彼女さんは悪くない。
彼女さんが嫉妬するのは慎吾さんのせいでしょう」
「はい、そうです。
みんなぼくが悪いんです。反省してます」

お役立ち情報[PR]