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コラム 節約・貯金

一通のメールからはじまった「節約」

自分が使っているはずのお金の使い道がなぜかよくわからない、気がついたらなくなっている……そんな経験ありませんか? 浪費スパイラルから抜け出すべく、マネーセンスゼロのライター・高木ユミが体当たりではじめての節約にトライ! 明日からすぐできるカンタン節約術を、外資系金融企業でライフコンサルティングをしているお金のプロに教わります。

はじめまして、浪費家ライターの高木ユミです。

「浪費家」という文字が職業の前についていますが(笑)、実はこの連載の企画をたてるまで、そんな自覚はありませんでした。

確かにお酒が大好きで月7~8回は飲み歩いてるけど、某大御所芸能人みたいにひと晩で50万使うなんてことはもちろんしないし(それはさすがに極端ですが)、ブランドもの好きのお買い物狂というわけでもないですしね。一応、以前どこかで「貯金は収入の2割がベストバランス!」と聞いてからは、天引きで2割を貯蓄しているし……。

そうです、自分ではそれなりにやりくりをしているつもり。なのに、月末になると「お金がナイ!」と焦り、はるか昔、学生時代の貯金から少しずつ引き出してなんとかしのぐ……を繰り返す。「そりゃあお金なんて貯まらないわ」の負のスパイラル。いまだに悲しいかな、そこから抜け出せない。

でも、わずかですが、天引き貯蓄で毎月貯金できているし! 毎月お金がなくてどこかから借金しているワケでもないし!! と、このままでいっかとぶっちゃけた話思っていたわけですよ。

そんなとき、親友から一通のメール。
「ユミ、今年こそは旅行に行こうね!」
彼女とは学生時代からの付き合いで、よく仲よしグループで旅行に行っていたんですが、今年彼女が結婚して実家の福岡に帰ってしまうため、たぶんこれが独身最後の旅行……。

もちろん「いくいく!」とふたつ返事。
「せっかくだし、みんなで海外でも行きたいね」「いいね、絶対行こう行こう」とノリだけでメールのやりとりは進み、そしてふと気づく。

……海外旅行に行く。私、そんな余裕ありましたっけ?
自分の懐事情をかえりみると、とても海外なんて行ける余裕はない、でももう何年も行っていない旅行、行きたい……。

そもそもなんでこんなにお金がないの? 私を貧乏に追い込んでいる原因はなに? 強力な貧乏神でもついてんのか!?

……そんなこんなで、半ば泣きつく形で、外資系金融機関に務めている笹沼さんと梶井さんに相談をしてみたんです。
そうすると、開口一番、驚くような答えが。

笹沼「ユミちゃんはなんでお金が必要だと思うんですか?」

えっ……(絶句)。

ユミ「そ、それは日々の生活のために絶対必要だし……」
笹沼「そう、お金は必要不可欠ですよね。でも、お金はただ単純に使うだけじゃダメなんです。身の丈にあった付き合い方が大切なんですよ」

な、なるほど、身の丈。
確かに言われてみれば、自分の今の生活スタイルが、収入の身の丈に完全マッチしているかは考えたことがないかも。

梶井「今、ユミちゃんが“やりたいこと”はなんですか?」
ユミ「たくさんありますけど、まずは親友と海外旅行に行きたいです」
梶井「そう、貯金をするにはまず目的を定めることが大事なんですよ。お友だちとの海外旅行、お稽古、資格取得、家族や自分へのプレゼント……ぼんやりでもいいです。ただやみくもに貯金、というのは続きにくいですから。特にユミちゃんみたいなタイプは(笑)」
ユミ「で、でも貯金ってお金を使わないようにコントロールすることなんじゃ……?」
笹沼「貯金=お金を使わない、は必ずしも正解じゃないですよ。使うところは使う、節約できるところは節約。20代、30代は自分への投資を惜しんではいけませんっ。それが将来の自分を育てるんですから」

ようはバランスが大事ってこと? でも私、どうやってバランスをとったらいいか、すでにそこから分からないんですけど……(汗)

梶井「目標に向けて、お金を貯める第一歩は、自分が何にどれだけ使っているのか把握すること。自分の生活に欠かせない“固定費”を挙げてみるのがいいですよ」
ユミ「固定費ですか?」
笹沼「そう、自分が毎月払っている固定費(支出)と、給料(収入)のバランスを知ることによって、自分は浪費家なのか、ムダ使いレベルがわかってきますよ。まずはカンタンでいいので、家計簿をつけてみましょう。ざっくり、食費・趣味・コンビニ・カフェ……なんて項目別にレシートを分けるだけでもいいです」
ユミ「あ、レシートを分けるだけなら私でもできそうです!」
梶井「まずは2週間やってみてください。続けていくと、自分が思っている以上にムダ使いが見えてきますよ(笑)」

 

 まずは自分のムダ使いレベルをチェック!

そんなに贅沢をしているつもりはなかったんですが、「このお金、何に使ったっけ……」と記憶喪失になることもたまに(汗)。教えてもらったように自分の固定費と毎月使っているお金を書き出して、どれだけ自分がお金を使っているかチェックしてみます!

 

浪費家ライター 高木ユミ(28歳)

とにかく楽しいこと好きで、興味があるものにはなんでも飛びつくフットワークの軽さがとりえ。収入の2割は天引き貯蓄、服飾費は月に2万まで、などと自分なりにやりくりをしているつもりだが、なぜか月末はいつも赤字。

貯金の第一歩は、まず自分を知ること

夢に向けて、お金を貯める第一歩は、自分が何にどれだけ使っているのか把握すること。自分の生活に欠かせない「固定費」を挙げてみましょう。それを踏まえてお金との付き合い方を振り返り、目標をかなえるための作戦を立てていきましょう! (監修:笹沼純子)

 

 

笹沼純子/梶井彩

外資系金融機関で女性をターゲットに、個人個人に合わせたライフプランコンサルティングを行っている。ふたりの共通の趣味はゴルフで、ゴルフ好き女子が集まる「朝ゴル会」などを企画・参加。

Illustration:加藤愛里

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