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冒険開始


街コンの当日は快晴で、青空がとてもきれいだった。
会場は、真穂の住む私鉄沿線の商店街だ。
「うわっ、すごい人」
待ち合わせ場所には、すでに人だかりができていた。
この中にまじって街コン……大丈夫かな?
「あー、真穂いた! よかった」
「ごめん梨緒。すごい人で大変だったでしょう」

運よくすぐに真穂に会えた後、周囲を見回してみる。
十代のコもいれば、三十代半ばくらいの人もいる。
それと男性より女性の方が多めかな。
真穂といっしょに周囲をキョロキョロしながら、
受付で番号のついたカードをもらった。
やがて拡声器を通してアナウンスが入る。

「お集まりの皆さん、お待たせしました。
係員の誘導に従って、最初のお店に入ってください」
最初に入ったのは、イタリアンのお店だった。
座席は番号順に決まっているらしい。
連番だった真穂といっしょのテーブルに着くと、
わたし前には三十半ばぐらいの、
冴えない感じの男性が座ってがっかり。

「あーーっ!」
いきなりの大きな声に驚いて横を見ると、
真穂が自分の目の前の人を、目を丸くして指差していた。

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