お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

みんなの恋人-10

知らない男のコ2人とカラオケBOXへ。
そんなこと、いつもだったら絶対にやらない。
でもその日は、かなりお酒を飲んでいたのと、
正直もう、どうなってもいい気分だったのとで、
ひょこひょこついていってしまった。

……結論から言えば、
危ないことは何ひとつ起こらなかった。
ただひたすら、4人でカラオケをしまくっただけ。
男のコたちのEXILEがやたらにうまかったのに、
わたしと志織のPerfumeだのAKBだのは、
いかにも修行が足りなさすぎて申し訳ないくらい。
それでも盛り上げ上手な彼らに、
いい気分にさせてもらって、
びっくりするほど楽しい夜を過ごすことができた。

そうして気がついたら、もう夜明け。
酔い醒めの目には、どうやっても学生に見える彼らの、
カラオケ代をおごってあげて、外へ出る。

彼らと別れた後、志織がボソッとつぶやいた。
「いいコたちで、本当によかったね」
「うん。今日は付き合ってくれて、ありがとうね」
「いいよ。わたしだってストレス溜まってたし」
カラオケでかすれた彼女の声が、
いつもより耳にやさしく響く。

お役立ち情報[PR]