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サンタよりステキなあなたと-11

「ようこそ丸橋さん、こっち来てもらえます?」
ワックスなしのラフなヘアスタイルに、
ジーンズ姿の香川くんは、いつもよりさらに若く、
ちょっとクラクラするくらい、さらに魅力的だった。

わたしは彼に誘われるまま、店の奥へと入っていった。

奥の部屋に入ったわたしは、息を呑んだ。
そこには30代だろう、やや年季の入ったサーファーが、
10人近くも脚を組んだり、壁にもたれたりして、
くつろいでいたのだ。

「紹介します。ぼくが新しく入った会社の先輩で、
丸橋倫子さんっていいます。
こんなに綺麗でかわいい上に、仕事も有能なんですよ」

その言葉に反応して、まるでコントを見るように、
彼らは瞬時に、わたしの周囲に移動した。
「ぼく今日は幹事なんで、ちょっと席はずしますね」

そして香川くんは、わたしを部屋に置き去りにした。
「倫子さん、倫子さんって、どこに住んでるの?」
「どんな男性が好み? タレントで言うと誰?」

それから1時間。わたしは何人ものサーファーから
「もういい!」と叫びたくなるほど、たっぷりと口説かれた。

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