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サンタよりステキなあなたと-7

わたし、香川くんにどう見られているんだろう?
と感じた時から鏡が気になりだし、
会社の化粧室で、他のコと自分をくらべたりもした。

そしたら自分が少しだけ、地味で古くさく見えた。
思えばここ2、3年、メイクもワンパターン。
ダメだ、このままじゃ! と文字通り肌で感じたのだ。

「ね、何してるの? ずいぶん熱心だね」
「いやいやいやいや! あの、あのこれはね……」
びっくりした。 
アイラインを引くのに、息を止めて集中している時、
急に後から、慎一に声をかけられたのだ。

「最近ね、会社の後輩の女のコから、
わたしのメイクが古いって言われたから研究してるの」

「女の人は大変だね。でももう1時近いから寝よう」

慎一に言われて、時計を見てまた驚いた。
もう3時間以上も、化粧をしては落としての繰り返しだ。

「うん。ちょっと顔を洗ってくるね」
わたしは本日2度目の洗顔をしてから、ため息をついた。
香川くんと、別に何かあったわけじゃないのに、
もう微妙に後ろめたい気持ちでいる。

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