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サンタよりステキなあなたと-5

わたしは好奇心もあって、ランチが一緒になった時、
おそるおそる聞いてみた。

「髪、ひょっとして染めてる?」
「あ、この髪ですか。ぼくサーフィンが趣味なんで、
どうしても色が抜けてきちゃうんですよ」
「ああ、なるほど」
「どうです、よかったら丸橋さんも
一緒にサーフィンしませんか。人生観、変わりますよ!」

「サーフィンを一緒に? いやいやわたし、
こう見えて、かなりの運動オンチなんで、とてもとても」

「大丈夫です。手取り足取り教えますから。
それにものすごく楽しいから、繰り返しているうち、
いつの間にか、覚えちゃうものなんですよ」

「うーん。じゃあ、ちょっと考えてみるね」

香川くんの誘いを曖昧にごまかしながらも、
心臓の音が彼に聞こえないかと心配になるくらい、
胸がドキドキしていた。

あれだよね。
彼は、サーフィン仲間を増やしたいだけだよね。
別に、わたしに気があるとか……そんなじゃないよね。

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