お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

恋の思い出、片づけます-11

不思議に、もったいないとは思わなかった。
というのも一応、別れてから2年はたっている。
その間に着るべき服は着たし、
当事からイマイチ気に入らなかった服は、
やっぱりこれからも着ないと思ったからだ。

そう。イマイチ気に入らない服こそ
「きっと悟は気に入るはず」と買った服。
そんな服は当然、今のわたしに必要ない。

その次は、タンス。
特に「捨てなきゃ」と思ったのは、着ない下着だ。
片っ端から、家電量販店の黒いビニールに入れ、
さらにゴミの袋に押し込む。

服が終わったら、靴。
そして一緒に買った各種小物や映画のパンフ。
これが意外と捨てても捨てても、本棚の隙間や
引き出しの奥から、いくらでも湧いてきた。

気がつくと、部屋の中はゴミ袋でいっぱいになり、
外はもう真っ暗に、日が暮れ落ちていた。
部屋にあふれるゴミ袋は、40リットルの袋で11個にもなった。

「こんなにいっぱいあったんだ……」
明日の朝会社に行く前、燃えるゴミは全部出そう。

お役立ち情報[PR]