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恋の思い出、片づけます-5

「わかったよ! もういいよ!」
そう言い捨てて、半泣きになりながら、
ファミレスを走って出て行く悟の後姿を、
ひどく侘しい気持ちで、わたしは見送った。

「このままで、いいわけないよね……」
わたしはため息をつきながら、
マグロ丼の残りを、もそもそと食べていた。

これから悟と、どうやって付き合っていくのか。
もしかしたら、別れた方がいいのか。
悶々と考えること2日間、悟からメールが着た。

「この前はごめん。つい感情的になっちゃって」
「ううん、こちらこそ。
わたしの事情で時間が作れないんだもんの」

「なあ由美子、どこかもう少しヒマな会社へ、
転職する気とか、ない?」

これには、カチンときた。
そしてその後すぐ、ものすごく不安にもなった。
悟はわたしの、悟以外の人間関係とか生活とか、
そういうの全部、どう思ってるの?

「転職って、いったいどこへ?」

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