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恋の思い出、片づけます-4

そこで忙しすぎるわたしとそこそこの悟は、
デートは日曜のみ、と決めた。
でもその日曜も、わたしは疲れてぐったりしたままだった。

ドライブでも映画館でも、わたしの家でも、
気がつくとすぐに居眠り。
ふと目が覚めると悟の姿はどこにもなく
「今日はもう帰る」と乱雑に書かれたメモが、
テーブルの上に乗っていているだけ、
という日が何回もあった記憶がある。

そんな時、時計を見るとだいたい20時とか21時で、
ひどく寂しい思いで、
月を見ながら洗濯物を取り込んだりもした。

仕舞いにはもう、お昼ごはんを外食するだけで、
デートは終わり、という展開まで追い詰められた。

そんな付き合いが1カ月も続いた頃、再び悟がキレた。
「いい加減にしろ。おれより仕事が大事なのか!」

わたしも負けていなかった。
「じゃあ、わたしがお客を放り投げてデートすれば、
悟は満足するの?
『サイトの不具合を直して』っていわれても
『彼と会うからダメです』っていうの?」

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