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専門家男女の本音 結婚

マリッジブルーになるのは約3割!? 気になる症状と原因、対策【プロが解説!】

中村はるみ

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マリッジブルー、この言葉を聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。一体どのくらいの人がなるのでしょうか? 既婚者に聞いてみました。また、陥るとどんな症状が出るのでしょう。その原因と解消法についても伺いました。また、夫婦円満コンサルタントの中村はるみ先生に、マリッジブルーになりやすい女性の特徴や乗り越え方を教えていただきました。

■マリッジブルーになった女性の経験談

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みなさんはマリッジブルーについて、どれくらい知っているでしょうか。もし自分がマリッジブルーになってしまったら? 最初に女性がマリッジブルーになる割合や症状、原因について調査しました。

◇マリッジブルーになる女性の割合

実際にマリッジブルーになる女性はどのくらいいるのでしょうか。気になる前提ですよね。まずは既婚女性のみなさんに、結婚前後マリッジブルーになったかどうかを聞いてみましょう。

Q.結婚前、マリッジブルーになりましたか? 自分の気持ちに近い方をお選びください。

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・なった(28.9%)
・なっていない(71.1%)

※有効回答数204件

結婚前、マリッジブルーになってしまったという女性は約3割。既婚者にアンケートを取ったので、マリッジブルーのせいで結婚をやめてしまった女性は含まれません。もしかするともっと多くの女性がマリッジブルーになるのかもしれません。

◇当事者が教える! マリッジブルーの症状

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マリッジブルーになる女性がいることが分かりました。では、マリッジブルーの具体的な症状とは? 先ほどの質問でマリッジブルーに「なった」と回答した既婚女性の意見を紹介します。

☆よく泣いてしまう

・「親元を離れて上京する寂しさが沸いた。仕事も辞めたので別れが多くよく泣いていた」(女性/28歳/その他/その他)

・「心配でくよくよしてよく泣いた。仕事が手につかなくなった」(女性/31歳/医療・福祉/専門職)

☆どうしようもない不安にかられる

・「本当にいいのか不安になった。ケンカが増えた」(女性/26歳/その他/その他)

・「無性に不安になった、本当にこれでいいのか戻るのは今しかないと悩んだ」(女性/27歳/医療・福祉/専門職)

☆実家が恋しくなる

・「窓から実家の方向を見ながら帰りたいと号泣」(女性/34歳/運輸・倉庫/その他)

・「まだ実家で暮らしていたいと思うようになった」(女性/34歳/その他/その他)

☆憂うつな気分に

・「憂うつになった。夜考えるようになった」(女性/35歳/その他/その他)

・「憂うつな気持ちになった。なんとか入籍を回避したかった」(女性/33歳/その他/その他)

☆やる気をなくす

・「とにかく、色々、面倒になったり、楽しくなくなった」(女性/34歳/その他/その他)

・「なにもかもやる気がなくなりました。それから、不幸に思えた」(女性/29歳/建設・土木/営業職)

泣いてしまう、憂うつになる、実家に帰りたくなる……マリッジブルーの症状は色々です。本来幸せいっぱいになるはずの結婚前に、こんな気持ちに見舞われてしまうとは驚きですね。一体どうしてこんな気持ちになるのでしょう。

◇当事者が考えるマリッジブルーの原因

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続いては、マリッジブルーの原因を探ってみたいと思います。マリッジブルーになってしまった既婚女性に、どうしてなったと思うか聞いてみました。

☆初めて実家を離れたから

・「今まで実家を離れたことがなかった。不安」(女性/29歳/その他/その他)

・「7人家族で育って、自宅に帰ると誰かしらいる環境だった。一人暮らしの経験もなかったので……」(女性/34歳/運輸・倉庫/その他)

☆一生を捧げるという不安

・「この人にこの先自分の一生を捧げていいか不安になった」(女性/34歳/金融・証券/営業職)

・「これから先一生同じ人と過ごすのかと思った」(女性/27歳/医療・福祉/専門職)

☆ほかの人が気になったから

・「もっと、条件のいい人もいるのではと」(女性/34歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「結婚相手よりも好きな人がいたから」(女性/28歳/その他/販売職・サービス系)

☆家事と仕事の両立に対する不安

・「親元を離れ、家事と仕事の両立ができるのかという不安感から」(女性/27歳/医療・福祉/専門職)

・「結婚後家事や仕事が両立できるか不安になった」(女性/31歳/医療・福祉/専門職)

☆知らない土地に住むから

・「遠距離だったので、結婚式の直前まであまり会うことなく、電話とLINEのみで連絡を取り合っていたので、本当に結婚して大丈夫か不安だった。式のことでケンカも多かったし、何より結婚して遠くに引っ越すことも不安だったから」(女性/32歳/その他/その他)

・「知らない土地、住みたくない土地に嫁ぐのがイヤだった」(女性/33歳/その他/その他)

生活ががらりと変わる不安を挙げる女性が多かったです。誰でも大きく環境が変わる前は不安になるものですよね。あと、一生を共にする伴侶が、本当にこの人でいいのか、という不安から来ていると考える女性もいました。どの気持ちも理解できますよね。

※『マイナビウーマン』にて2017年6月にWebアンケート。有効回答数204件(25歳~35歳の既婚女性)

◇経験談! マリッジブルーの対処法

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続いては、マリッジブルーの経験談をもっと詳しく見てみましょう。いったいどんな理由でマリッジブルーになるのか、そしてその対処法は? 今は幸せな結婚生活を送るマリッジブルー経験者に、そのエピソードを聞いてみました。

☆異動と式の準備が重なって(27歳/人材派遣)

「社内恋愛の末、ついに彼からプロポーズ。うちの会社では、同部署の男女が結婚した場合はどちらかが異動する決まりのため、私が異動することになりました。式の準備に合わせて、仕事の引き継ぎや異動の不安で心身ともに疲労困憊してしまい、彼とも大げんか。一方で会社や取引先ではお祝いの言葉を頂戴する日々……。一時は不眠症にまでなったけれど、結婚式を終えたとたんにケロッと治りました。だから結婚式の写真より、ハネムーンの写真のほうがずっといい顔をしてますね(笑)。今振り返ると、結婚することと、式の準備や異動の忙しさを混同していたんだと思います」

式準備や仕事のプレッシャーなどで一気にブルーになってしまったんですね。確かに、その矛先を彼に向けるともっとややこしいことになりそう。でも、忙しさの中で冷静さを保つのも難しい……。

☆遠距離恋愛の末……(30歳/広告)

「3年半の遠距離恋愛の末、彼の転勤を機に婚約しました。しかし、実は彼と離れている間に、別の人に恋をしていた時期があって……。片思いだったので一線を越えることはなかったけれど、『結婚してもほかの人のことを好きになってしまったらどうしよう』と自分を信じられなくなってしまいました。結局、このままだと彼とは結婚できないと思い、結婚式の3週間くらい前に破局覚悟で告白。彼は激怒したけれど、『それだけ苦しんだなら、もう君はしないだろう。これが結婚前でよかった』と許してくれました。その瞬間、絶対彼について行こうと決心しましたね。本当、恥ずかしいお話です」

「今思うと、あれが結婚前の最後のハードルだったのかも」とのこと。自分勝手にも思えるけれど、彼女にとっては結婚への踏み台として必要な体験だったのかも。

☆誓いのギリギリまで(30歳/PR)

「彼は私にとって申し分のない相手なのですが、結婚が決まった瞬間に、なんだか今後の人生が決まってしまったようで怖くなってしまって……。結婚式当日の誓いの瞬間ギリギリまで悩んで、誓いの言葉を口にしたときは涙で声が震えました。『本当に結婚しちゃうんだ』って。結婚式を挙げたことで少し気持ちの整理がついたけど、本当に気持ちが切り替わったと感じたのは挙式後1カ月ぐらいしてから。一緒に暮らしはじめた彼に、不満や不安を話して大泣きしたらすっきり。それからやっと、本当に幸せを感じるようになりました」

マリッジブルーとは結婚前の「膿」みたいなものなんですね。それにどうやって対処して、出していくかが大事なのでしょうか。

☆彼のお母さんの言葉で(28歳/医療)

「彼の両親に初めてお会いしたのは、婚約したあと。彼の実家はすごく温かくて、両親もやさしくてすぐに打ち解けました。しかし、その日から急に結婚することが不安になって……。実は私の家は父子家庭で、3歳のころから母を知らないままでした。そのため、彼の家庭を見たときに、『私にはこんな家庭作れない』『こんなあたたかいお母さんにはなれない』と急に自信喪失。結婚式に新郎のあたたかい家庭と、決してあたたかいとは言えない私の親戚がそろうのも憂鬱で。結婚式の1カ月前、彼のお母さんに泣きながら電話でそれを相談したんです。するとお母さんは『うちだって何度も離婚しかけたのよ。あたたかいだけの家庭なんてないのよ。自分の家庭を作りなさい』と背中を押してくれて。ほんと、あの言葉があって結婚できたようなものですね」

グッジョブ彼ママ! それ以来、彼ママは彼女を実の娘のようにかわいがってくれているのだとか。「家庭を作っていく不安を両親に話すと心配をかけてしまう……」なんて思うかもしれませんが、結婚後に迷惑をかけるよりはいいですよね。

結婚式で涙する花嫁の心中は、決してただハッピーなだけではないのかもしれません。マリッジブルーの話を聞くと、少し結婚に尻込みしてしまいそうになるけれど……。きっとあたたかいだけが家庭ではないように、ハッピーなだけが結婚ではないということ。苦しんだだけ、つかみ取った幸せがまた愛しく思えるような気もしてきませんか? お話を聞いて、マリッジブルーって、結婚後の生活をピンク色に変えるためにあるように感じました。

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