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ぽっちゃりさん-1

朝の通勤、地下鉄のエスカレーターは歩いて上らないと。
急がないとまた、お局の亜里沙様にイヤミを言われてしまう。

左側には、きっと同じ年……26歳くらいの女性が、
立ち止まって涼しい顔で携帯メールを打っていた。
「いいなあ」
もう毎朝毎朝これだ。あと10分でいい、早く起きられたら
と思いつつ、エスカレーターを上がり終えると、
ぜいぜいと息が上がっていた。

この程度の運動量で息が上がるなんて、
バスケ部だった高校の頃には考えられなかったのに。
大きく息をしたせいか、口のにおいが気になって、
キオスクによってミントタブレットを買う。

 

 

 

 


パスケース兼小銭入れには500円玉が1つ。
105円のミントだけだとお釣りがジャラつくから、
粒チョコとキャラメルもひょいひょいと手に取る。

最近、少し太りすぎだから、甘いものは控えなきゃ
……と思いながらも、いつの間にか気がついたら、
口の中にキャラメルを放り込んでいた。

この段階では、わたしはまだ自分が、
甘いものに依存しているとは、気がついていなかった。

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