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男女の本音 生活

心理カウンセラーに聞いた! 震災後の不安を軽減する方法

2011年3月11日に東日本大震災が起きてから、すでに10日以上が経過しました。今回の震災で被災されたすべてのみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。全国では、被災地のみならず各地で、いまだ心休まらない日々を過ごしている方が多くいらっしゃるはず……。今、胸にのしかかる不安を少しでも軽減させるためには、どのようなことができるのか、心理カウンセラーの方々にアドバイスをいただきました。


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■ 自ら進んで気分転換を

近ごろ、身のまわりで起こる話題と言えば震災のことばかり。ひとりでいても、テレビで震災ニュースをチェックせずにはいられない。……そんな日常が普通になってはいませんか? 震災からの立ち直り作業は長期戦です。恐怖心や不安が爆発する前に、自ら心の息抜きを意識的に行うようにしたほうがいいでしょう。DVD鑑賞、エクササイズ、読書、料理など、何でもいいので、災害になるべく関係がなく、かつ自分が少しでも没頭しやすいものを探してみてください。


また、どうしてもニュースを見過ぎてしまうという人は、一日の中でニュースを見る時間を決めるなどの工夫を。さらに、不安を感じやすい人は特に、寝る前の一時間前からはニュースを避けるようにしてみましょう。


■ マッサージなどでスキンシップ

「最初の揺れがあった夜のこと。次の揺れが怖くてたまらなかったけれど、母と交互にマッサージし合うことで、少し落ち着くことができました」と、千葉県に住む会社員の女性。不安なとき、人の体温にほっとするのは大人だって同じ。抱きしめる、手をつなぐなどの行為が少し照れくさい人も、肩もみやハンドマッサージでスキンシップをとってみては?


■ 「眠れない……」でも、大丈夫!

気づかないうちに心身を無理させがちな被災後の状況の中では、普段より休息時間を多く取るのが理想的。それなのに気持ちが落ち着かないせいで寝つきが悪く、眠れないことがさらなる焦りや不安の原因になってしまったら、つらいですよね。そんな方に知っていただきたいのが、「被災直後の不眠は、恐怖に関する記憶を定着させにくくする可能性がある」という一説。眠らないことで体が恐怖を忘れようとしているのかもしれないと考えると、「不眠は悪いことばかりでもない」と、少し気が楽になってきませんか?


また、身体を効果的に休ませる方法「仰向けに寝て、手足をそれぞれ30度ずつ開き、15分間深呼吸」も話題になっています。寝つきが悪いことや眠りが浅いことをあまりネガティブに捉えすぎないようにしつつ、それでも不眠が続くようなら専門家に相談しましょう。


■ 心を閉じない

人によっては「自分だけが弱気な発言をするのは申し訳ない」と、口をつぐんでいる場合もあるのでは? しかし、話すことで心が軽くなったり、恐怖反応が静まったりすることがあるのは事実。たとえ弱音であれ、我慢のしすぎは禁物です。自分の心にだけ秘めず、必要に応じて、話を聞くことのプロである心理カウンセラーに話してみるのもオススメです。電話での相談窓口や、各自治体などによる無料相談のサービスも多数開設されているので、利用してみてはいかがでしょうか。


また、話したがらない人に無理に話を聞くことは言語道断ですが、聞き手を必要としている人がそばにいたら、自分にできる範囲内で耳を貸してあげられるとよいですね。そのときに大切なのは、「あなたがそう感じることは自然なことだよ」という受容的な態度と、「解決しようとするのではなく、とにかく聞こう」という傾聴の姿勢です。


自分のために、そして他人のために、私たちが持っている力でできることは、ささやかとはいえ何かしらあるようです。不安な気持ちに負けずに、支え合って過ごしていきたいですね。


記事協力:日本臨床心理カウンセリング協会、西知多こころのクリニック、岐阜県スクールカウンセラーのみなさま


(つくしの万葉+プレスラボ)



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