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57話 遠距離恋愛


坂崎くんに告白されて、こうして交際が始まった。
でも遠距離恋愛だから、生活にあまり変化はない
……はずだった。
「先輩、恋人できましたよね」
「えっ、別にそんな」
「隠してもムダです。毎日すっごく楽しそうだし、
携帯ずっと、見えるところに置くようになったし」

寧々ちゃんは、相変わらず勘がいい。
わたしはそんな彼女を適当にはぐらかしながらも、
まんざら悪い気はしていなかった。

2人で会うのは1カ月に1度ぐらい。主に彼が出張の時に、
外で食事をしてから、わたしの家に泊まる。
そんな付き合いが3カ月ほど続いたある時、
坂崎くんがわたしに、小さなプレゼントをくれた。

「まだ早いかも知れないけれど……
よかったら来年ぐらいに、結婚してくれない?」
小さな箱には、ダイヤモンドのリングが入っていた。

「え、付き合って3カ月で、決めちゃっていいの?」
「もちろん。ぼくには他の選択はないと思う。
で、さくらちゃんには、故郷に帰ってもらって……
できれば、ぼくの実家で一緒に暮らしてもらえたらって、
思っているんだけれど」
なにそれ! いきなり同居ってこと!?
山際さくら(27)
食品メーカーで一般職勤務。がんばり屋でしっかり者。
美浜 杏(27)
さくらの高校時代の友人で、損害保険会社に勤務。
橋場健斗(31)
製薬会社に営業職で勤めている。仕事にとても積極的。
坂崎 新(27)
さくらの高校時代の同級生で、地元の航空会社に勤務。
朋納寧々(23)
さくらの会社の後輩。かわいい外見の上、親が裕福なお嬢様。

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