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36話 ときめきをもう一度


日曜日に故郷から帰った、翌月曜日。
心身ともに疲れが抜けきらない気がした。

「週末はどうしてた? 
わたしは故郷で同窓会会場の下見をしてました。
寒い朝なので、風邪ひかないでね」

家を出る前に、橋場さんにちょっとメールした。
返事はすぐにはこない。けど朝は仕方ないよね。
お昼にはきっと返ってくるはず。
会社でも落ち着かず、時計に目がいってしまう。

そうしてランチタイム。
今日は、寧々ちゃんが有給を取っている。
でも他の人を誘わずひとりで昼食を食べた。
橋場さんからは……返事がない。
きっと取引先に行ったり、プレゼンしたりと、
神経を使って仕事をしているんだろう。
でも、ちょっとだけでも連絡がほしいな。
そんな願いが叶ったのは、夜、遅くになってからだ。

「ごめん、今日は忙しくてヘトヘト。また連絡するね」
え、それだけ? 
ううん、きっと忙しいんだろうな。
仕方ない……とわかっていても、
でもやっぱり、かなりがっかりしてしまった。
山際さくら(27)
食品メーカーで一般職勤務。がんばり屋でしっかり者。
美浜 杏(27)
さくらの高校時代の友人で、損害保険会社に勤務。
橋場健斗(31)
製薬会社に営業職で勤めている。仕事にとても積極的。
坂崎 新(27)
さくらの高校時代の同級生で、地元の航空会社に勤務。
朋納寧々(23)
さくらの会社の後輩。かわいい外見の上、親が裕福なお嬢様。

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