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22話 再びお誘い


杏にメールを終わったところで、
いよいよ一番出したい人、橋場さんにメールを打つ。
「昨日は、とても楽しかったです。
いい映画でしたし、お食事もおいしかったです。
ごちそうさまでした。本当にありがとう」

携帯を閉じると、カッコよかった映画のワンシーンや、
おいしかったイタリアン、それに橋場さんの笑顔が、
まぶたの裏をくるくると滑っていった。
「楽しかったなあ……」

するとわたしの声に応えるように、携帯が震えた。
橋場さんからの返事だ。いつもながら返事が早い。
「こちらこそ、ひじょうに楽しかったです。
ところで来週、見に行きたいトークショーがあるんですが、
ランチの代わりにおごってもらえませんか?」

もう一度! それも来週会えるなんてうれしい。
でもトークショーっていくらなのかな?
少し不安だったけれど、了解してみる。
「わかりました。どんな人のトークショーですか?」

「雑誌でコラムやエッセイを書いている人です。
面白い人たちなので行って損はないですよ」
なるほど、橋場さんのすすめるショーならば、
たぶんハズレはないんだろうな。
山際さくら(27)
食品メーカーで一般職勤務。がんばり屋でしっかり者。
美浜 杏(27)
さくらの高校時代の友人で、損害保険会社に勤務。
橋場健斗(31)
製薬会社に営業職で勤めている。仕事にとても積極的。
坂崎 新(27)
さくらの高校時代の同級生で、地元の航空会社に勤務。
朋納寧々(23)
さくらの会社の後輩。かわいい外見の上、親が裕福なお嬢様。

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