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わたしってイタい女?-5

翌日、ストアの開店前の清掃時間、
わたしは昨日の奈知との会話を、
何度も頭の中で繰り返した。

“流里が相手のコト、好きなんだと思うよ”

わたしが……久城さんを好きなんだ。
思わず顔が、赤らんでくる。
でもなら……この気持ちはどうやって叶えたらいい?
お店で告白? その前段階で愛をはぐくめる?

いやパートさんもバイトさんもいるのに、絶対ムリ!
ああもう、お客さんを迎える時間なのに、
余計なことは考えていられない。
「それでは、今日も1日がんばりましょう!」

朝礼の時に、心持ちいつもより大きな声を出すと、
後は、考える前に体が動いてくれた。
開店、品出し、レジ、バイトさんのシフトも、
念のために見た方がいい……とにかくチェックだ。

それに接客をしていると、他のことは、
頭から飛んでいってしまう。

そこへ、パートさんから声がかかった。
「すみません、新商品の紹介があるそうなので、
ピットインの検品お願いします」

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