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男女の本音 働き方

アニメを作る現場で働く女子に聞いた! アニメ制作会社でのお仕事って?

小さいころ、「私もあのヒロインみたいになりたい!」と、アニメの世界にあこがれたことがあるという人も多いのでは。同じように、「こんなアニメを作ってみたい!」と子ども心に胸をときめかせていた女子だっていたはず。今回は、「サマーウォーズ」「時をかける少女」などのアニメ映画で知られるアニメ制作会社「マッドハウス」のアニメーション制作部・制作進行で働く岡野萌子さん(25歳)に、アニメ制作現場で働く女子についてインタビューしました。



――「制作進行」とはどんなお仕事なのですか?


「平たく言うと、アニメ制作をする人たちの管理をする仕事です。例えば、アニメーターが描いた絵を管理して、進行状況を電話で確認したり、仕上がった絵を回収してまわったりします。それを作画監督や演出監督など、制作過程ごとに設けられる各部署の監督へ届け、『キャラクターの表情をもっとやさしく』など指示を受けては、それを伝えることの繰り返し。あとはスケジュール管理など。各監督やアニメーターに軸を置いた仕事だから、こちらは24時間体制です」


――忙しそうですね。会社に泊り込むこともあるのですか?


「TVシリーズのアニメと映画では、かかる時間が変わってくるので一概には言えませんが、いずれにせよ納品前の数カ月間はこもりっぱなしですね。3日泊り込みとか。美大にいたころから泊り込みで制作することに慣れてはいましたが、1年目はさすがにしんどかったです。気が楽になったのは仕事とプライベートの境目が無くなったころからですね。オンとオフの切り替えをはっきりさせようとしていたころのほうがつらかったです」


――切り替えようにも、お仕事の割合がほとんどだとプライベートの時間を確保することが苦しくなってくるのでしょうね。では、アニメを好きになったきっかけは?


「小学生のとき、夏休みに放送していた『銀河鉄道の夜』が大好きで、私もいつかアニメを作りたいと思ったんです。当時は夕方放送されているアニメをよく観ていたのですが、バイオリンのお稽古をしていたので、いつも初めの15分しか観ることができないんですよ。『私は音楽よりもアニメが好きなのに!』って子ども心に憤っていましたね(笑)」


――そのころからアニメ業界で働きたいと思っていたのですか?


「はい。それしか考えていなかったですね。就職活動もアニメ制作会社しか受けていません。小学生のころからアニメ雑誌を購入しては、毎日アニメを観て……いわゆるオタクですね(笑)。けれど私は、イラストを描くよりも物語を作るほうが好きなので、ゆくゆくはアニメのシナリオライターになりたいと思っています。今も時間を見つけてはシナリオを書いて、上司である監督やプロデューサーに見てもらったりしています」


――目標に一直線なんですね。この仕事の醍醐味はなんですか?


「アニメ制作の仕事は、好きだけじゃ続かない仕事だと思います。自分がやりたい作品だけをやれるわけではないですし。どちらかというと、私はアニメ制作そのものよりも一緒に働いている人たちとのチームワークにやりがいを感じます。ひとりでできない仕事は助け合って、チームプレイでいいものを作りたいと思っています。忙しいときに、ふとそんな連帯感が職場で生まれると、ぞくぞくしますね。信頼し合いながら仕事ができること、それが一番幸せだと思います」


――ありがとうございました。


幼いころからの目標に向かい、ぶれることなく突き進んできた岡野さん。最後に「恋人はいますか?」とうかがったところ、「会う時間も連絡をとれる時間もほとんど作れないけれど、今付き合っている彼はそれを許容してくれる懐の深い人です。ありがたい限り(笑)」と笑顔を見せてくれました。寝る間もなく働く女子のエネルギーの源は、もしかしたらこんなところにもあるのかもしれません。岡野さん、ありがとうございました!


アニメ制作会社「マッドハウス」公式サイト
http://www.madhouse.co.jp/


(栗林弥恵/プレスラボ)



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