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男女の本音 働き方

忙しすぎて心身がパンク! 抱え込みがちな人はどうすればいい?

季節は冬。年始の忙しさに加え、寒くて気分が落ち込みやすい時期でもあります。物理的にも精神的にも重圧がかかりすぎると、ある日プッツン、と燃え尽きてしまうというのはしばしば聞く話。本人もつらい、そしてまわりもつらい、そんなことにならないためにはどういう心持ちで生活をするのがいいのでしょう。また、限界がきて、心身がパンクしてしまった場合はどうすれば? メンタル&キャリア支援を行う「マイカ ヒューマンラボ」代表の船見真鈴さんにお話をうかがいました。

-まず、抱え込みすぎてパンクしてしまう危険性があるのはどういう人なのでしょうか?

「完璧主義・まわりの目を気にする・自分を否定するという日本人に多い3要素を持つ人は、鬱になりやすいと言われています。真面目ながんばり屋さん、やさしすぎてまわりに気を使いすぎる人、繊細すぎる人なども注意してほしいですね。とにかくみなさん手を抜けず、人にも頼れず、全部自分で抱えてしまうんです」

-真面目でがんばり屋だと、まわりの期待も大きくなりがちですしね。パンクする前に防ぐことができれば一番いいのですが……。

「自分がパンクしやすいタイプだと自覚することが大事。次に自分のストレス反応を把握すること。心・体・行動のうち、最初にストレス反応が出るのは体です。不調が出る場所も人によって違い、胃腸が弱い人はお腹、肩凝り持ちの人は凝りがひどくなるなど、自分の弱い部分が悪くなります。だから、『胃が痛いけど、いつものことだ』と思わず、体の大事なサイン(=ストレス反応)だと受け取って、まずはたくさん寝てください。眠るのが一番効果がありますから。また、基本的なことですが、しっかり食事をとって脳にいい栄養を与えることと、週2回30分程度の運動もストレス耐性を上げるうえで効果的です」

-寝て休め、と言われても、やらなきゃならないことが頭から離れず、モヤモヤがおさまらない、という場合はどうすればいいのでしょう?

「紙に自分の考えや感情を書き出すのがオススメです。まず、紙の左に日付を書いて、その横に『上司に怒られた』などストレスの元となった出来事を書きます。そして、それによって浮かんだ『怒られて、自分はダメだと思った』などの気持ちや考えを右側に書く。そこまで書いたら、考えるのを無理矢理ストップ! 思考を7秒間ストップさせると、自然と別の考えが生まれる、と言われています。次に、自分の考えに反論してください。『本当に、上司に怒られただけでダメなの? この前は褒められたじゃない』と。マイナス思考の人は、悪いほうに考える癖がついているんです。でも、癖って直せるんですよ。紙に書いて捉え方をポジティブに切り替える行為を繰り返すことで、だんだん頭の中だけでそれができるようになっていきます」

-なかには、パンクしてしまって、もう自分が何を考えているかわからなくて紙にも書けない、ということもありますよね?

「その場合、人に話すのが一番です。確かに、紙に書く方法はひとりでやるのは少し難しいです。ただ『うん、うん』と聞いてくれる人に悩みを話すのがいいでしょう」

-ただ、抱え込むタイプの人って、人に迷惑をかけたくないから、自分の悩みを話せない、という方もけっこういる気がします。

「ええ、そういう方はすごく多いです……。でも、迷惑じゃないんです、本当は。人は、誰にも迷惑をかけずに生きることはできませんし、人に悩みを相談するのは、その人に“心を開く”ということ。それって、相談された側としてはすごくうれしい。どんなに重たい相談であっても、この人は自分に心を開いてくれてると感じるとうれしいんです。大切な人が悩みを話してくれないと、無力に感じたり、寂しかったりしますから。人に迷惑をかける・甘える、というのは、実は人に愛情を与えることでもあるんですよ」

-確かに、どんな悩みでも話してくれるのは本当にうれしいです。では、抱え込みすぎてパンクしてしまった場合はどうすればいいでしょうか?

「まず、仕事をひとりで抱え込まずに人に頼ること。そして、疲れたらとにかく眠ってください。人間は寝ないと脳が休まらず、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまいます。また、心身がパンクしているときはすべてが億劫になって何もできないかもしれません。そういうときは、何もしなくていいんです。『今、休む時期』というサインですから、焦らないでくださいね。自分に“休む”ことを許可してあげる。十分な休養が取れれば、必ず人間は元気になる力を持ってますから」

■まとめ

人に甘えること=愛情を与えること、そう言われれば、抱え込まずにもっと人を頼ることができる気がしませんか? それでも難しい方は、「とにかく一度やってみること。頼ってみる。話してみる。やっても大丈夫なんだってわかることが大切ですから」と船見さん。いい仕事をするためにがむしゃらにがんばる、ではなく、いい仕事をするために休む・頼るのも大事、とこまめにゆったりしてみたら、案外もっといい結果が出るかもしれません。

マイカ ヒューマンラボ 笑顔になれるメンタルケア
http://maicahuman.jp/


(朝井麻由美/プレスラボ)

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