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102.幸せの予感

哲平も瑞希の手に自分の左手を重ねる。
「今回、哲平がケガして苦しんでいるのに結婚していないっていうだけで病状を何も知らせてもらえなかったことがくやしくてもどかしくて・・・」
瑞希の目から涙がこぼれる。
「ミッキー・・・」
「だから私と結婚して」
瑞希は声を震わせ、潤んだ瞳で哲平に訴えかける。
哲平はきょとんと瑞希を見つめるだけで精一杯だ。
しばしの沈黙が流れる。が、ほんの一瞬の静寂でも瑞希は押しつぶされそうになる。
やがてフッと哲平が笑みをこぼした。


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