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99.逆プロポーズ

「これからまた5年間、イルカだけが僕の恋人になるのかな・・・」
瑞希は午前中、先日のプロポーズの返事をするため杉山さんの研究室を訪ねた。
杉山さんに深く頭を下げ、丁重にお断りした。
「瑞希、本当に好きなものは決して諦めちゃいけないよ。何があっても」
瑞希は最後に杉山さんから最高のエールをもらった。
自分がふったのになんだか失恋したみたいだ。贅沢だな、これって。
人生にムダな経験なんてないように会わなければ良かった人もいない。
大学生の頃、杉山さんに会えたから人としてそれなりに成長して哲平にも会えた。
そしてまた、杉山さんと再会できたからこそ、何となく惰性で続いていた哲平とのことも一歩前進できたのだ。
杉山さんに会えたことは心から感謝している。


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