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58.懐かしい香り

駐車場で石につまずいた瑞希を杉山さんは支えようとして思わず抱きしめてしまった。
瑞希と杉山さんは完全に密着してしまった。自分の胸の鼓動が杉山さんに伝わりはしないかと、さらに脈がドクドクと速まっていく。そしてそのとき、杉山さんから昔と変わらない“あの香り”が漂ってきたのだ。甘酸っぱいライムの香り。杉山さんは昔と同じオーデコロンをつけていた。この微かに香るコロンはここまで密着しないとわからないほどだ。懐かしかった。


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