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46.弱気な香織

このケンカは瑞希には大打撃だった。イライラは募る一方だ。
仕事が終わり、真っすぐ家に帰る気になれず、一人、バーでビールをあおる。
すると瑞希が席に着くなり、隣のサラリーマン風の男性達の会話が耳に入ってきた。
「やっぱりさすがに30越えるとキツイでしょ」
「27
28ぐらいまでだよな。耐えられるのは」
ニヤニヤしながら女性を物色するように話している。
思わず瑞希の拳に力が入る。
すると
「でも今年はまだ過ごしやすいみたいだから、30度ぐらいだったらまだましかもね・・・」
「!」
気温と年齢を勘違いするなんて、瑞希も相当参っている。

さらに頼りの香織が少し弱気なことを言ってきた。
「私、結婚しようかな」


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