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36.プレゼント

暗い気持ちのまま帰り着くとマンションの前で一人の男性が立っている。
哲平? いや、哲平なら瑞希の部屋の鍵を持っている。
まさか・・・そこに立っていたのは杉山さんだった。

杉山さんは瑞希を見るなり、にっこり微笑み、小さな箱を差し出した。
その箱の指輪が入るくらいのビミョーな大きさに瑞希は動揺を隠せなかった。
「今日、誕生日でしょ?」
開いた口が塞がらないとはこういうことを言うのだろう。
「でもわざわざ約束するのもカレに悪いかなと思って・・・」
瑞希は杉山さんの真意を汲み取れずにいた。


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