お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

20.正しい名刺交換

杉山さんがまさか東京に戻っているとは知らず、二人はしばらく言葉を発せず、見つめ合っていた。

「ミッキーの知り合い?」
沈黙を破ったのは哲平だ。瑞希はあわてて取り繕うとする。
「昔、お世話になった人」
この微妙な空気を哲平が読み取ったかどうか、瑞希は確信がなかった。
その時、「杉山先生、こちらお願いしま〜す」と背後で呼ぶ声がする。
瑞希と杉山さんは慌てて名刺交換をした。
「瑞希・・・さん、もうスーパーバイザーなんだ」
「はい・・」
「じゃあ、また」
杉山さんは爽やかに去っていった。


お役立ち情報[PR]