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11.タオル

最近、デートというのをしていない。たいてい瑞希の家でウダウダ食事をしながらお喋りするか、時に瑞希が哲平の家に行くかのどちらかだ。
「ちゃんとどこかで時間を決めて待ち合わせをしてみたら?」

最後にちゃんと外で食事をしたのはいつだろうか。こんなことじゃいけないと、最初は心の中で警報ランプを鳴らしていたのにずっと鳴っていると慣れてしまうようだ。
そんなことをぼんやりと考えていたらシャワーを浴びてきた香織が出てきた。
髪を乾かしているタオルを瑞希の前で広げる。
『梅田酒店』
ヤバッ!
またしても見られたくないものを香織に見られてしまった。


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