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8.マンション購入

毎月、10万以上の家賃を払っているならやっぱり購入した方がお得かな?と瑞希は考え始めたのだ。
「1LDK? 2LDK?」
香織がつっこんできた。言いたいことはわかる。この先、結婚する気があるなら1LDK、ないなら、もう腰を落ち着けるつもりで2LDKを購入すべきだということだ。隣のソファですやすやと眠っている哲平を見ながら、瑞希は小さいため息をもらす。

哲平は派遣会社で営業をやっている。派遣社員と派遣先を仲介する仕事だ。毎日、双方から愚痴や文句を聞かされ、板ばさみ状態でかなり辛い仕事のようだ。当然、まだまだ結婚する気などないようだ。もうすぐ31歳になる瑞希を気遣う余裕はない。

瑞希も自分自身、結婚したいのかしたくないのか、その相手が哲平でいいのか、悪いのか、よくわかっていない。


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