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4.香織

30歳にもなると女性も収入や環境の差が出てきて、学生時代、仲が良かった友人も次第に疎遠になっていく。特に独身と既婚者ではお互いに立場が違いすぎて、気遣い疲れをしてしまう。その点、香織とはうまくいっている。
二人とも食に対する執念は根強いものがあり、レストラン選びでも気が合う。逸品といわれるものを二人してお取り寄せして、家で料亭に行った気分になったり、わざわざ朝食のためだけにホテルに出かけにわか“優雅”を楽しんでストレス発散することもある。
むしろ学生の時より大人になってからの方が親密度は増したかもしれない。
仕事の合間に瑞希のオフィスの近くにふらっと来て、一緒にランチをとることも多い。2000円以上のランチでもお互いに気軽に誘えるのでとても助かっている。

瑞希と香織は同窓会を1次会で切り上げ、瑞希の月島のマンションに向かった。


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