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愛される資格-7

決心すると早かった。パソコンを立ち上げ、
一番近いウィークリーマンションの場所と家賃を調べる。

次にスーツケースを取り出すと、着替えや化粧品、
携帯の充電器など、身の回りのものを出来る限り詰めた。
そうして雄太に会わないかとビクビクしながら、
電車に乗ってウィークリーマンションを見に行く。

すごい。ちゃんとマンションの一室で6畳ほどの広さがある。
電子レンジもあるし、パソコンもありネットも見放題らしい。

貯金をおろして、3万5千円を支払って契約した。

その後、スーツケースを置くと、スーパーでキャリーカートを買い、
ついでにダンボールをいくつかもらって家に戻った。

しめしめ。昼を過ぎたが雄太はまだ戻っていない。
わたしは全力で自分の物だけをダンボールに詰めると
キャリーカートに乗せてコンビニに戻り、契約した部屋に送った。

ここ最近の疲れが嘘のような、すばやい身のこなしだ。
でもホッとして店を出ようとドアを押して、立ちすくんだ。

目の前に雄太がいたのだ。無視して行こうとすると
「なんか、いうことないのかよ」と手首をつかまれた。

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