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愛される資格-3

たぶん悪気はなかったんだと思うけど。
雄太の一言で、一日の疲れがどっと出てしまった。
当人は恐るべき早食いで全てを平らげ、お風呂に入る。

……なんで、こんな生活になってしまったんだろう。

雄太とは会社の資格取得研修で知り合った。
わたしは新卒から、雄太は異業種から転職して、
おたがい今の会社でシステムエンジニアをしている。

研修中わたしたちは席が隣で、
少し話をしただけですぐに気が合うことに気づき、
研修の最中から、もう、交際を始めていた。

そうして半年、雄太が会社の独身寮を出る時に、
わたしたちは同棲をはじめる。

しかし、実家とまかない付きの寮しか
住んだことがなかった良太は、家事がほとんどできなかった。
みんなわたしに頼りっきりで、頼っている自覚すらない。


確かに今、彼の方がわたしより帰宅時間が遅いけど、
でも雄太は、家事をやらなきゃいけないために、
毎晩わたしの方が寝るのが遅い……とか、わかってるのかな。

ああ、また夜中の1時を過ぎてしまった。早く寝なきゃ。

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