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出会いの森の迷い子-9

わたしはこの日の夕焼けの画像を、携帯の待ち受けにした。
でも、それを最後に、伊藤さんからは誘われなくなる。

メールの返事も遅い。最初は忙しいんだと思おうとした。
ひょっとしたら、試されてるのかも、とか。
だって、一生の付き合いになるわけだもの。

でも、それは違うと本能が訴えかけてくる。
わたしは担当者の浅賀さんに、この件を相談した。
すると浅賀さんは、すまなそうにこういった。

「男性の中には、お付き合いできそうになると、
 急に怖気づいちゃう人もいるんですよ。
 一生の選択なんで、決断が怖くなっちゃうみたいです。
 そんなんじゃあ結婚できないって、何度も言ってるんですが」

「じゃあ、伊藤さんとは終わりってことなんでしょうか」
「たぶん。この方、もう登録して3年目ですし。
 美浦さんはステキだから、今回こそはって思ってたんですが」

えーっ、何でそんな人紹介するの!
この結婚情報サービス会社、ダメなんじゃないの……。

「で、もしよろしければ、次はパーティに出てみませんか?
 20代女性は会費2千円、一流ホテルでのパーティがあるんです」

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