お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
専門家 節約・貯金

第20回 投資信託ってなに?


「?」から「!」へ 経済ニュースまるわかり塾
第20回 投資信託ってなに?
今回から、月1回、読者から取ったアンケートを元に、石原先生に解説してもらいます!
今回のテーマは、「投資信託」について。読者からのアンケートではこんな結果がでました。

「投資信託」はご存知ですか?

「投資信託」はご存知ですか?

よく分からない・知らないという人が半数以上!
「投資していない」「よく分からない」「知らない」とお答えいただいた方にこんなアンケートをとってみました。

『投資信託』で資産運用していない理由を教えてください

『投資信託』で資産運用していない理由を教えてください

リスクが高いから、仕組みがわからないから、という人が多く、やはり、投資信託へのハードルが高そう……。

[回答者数:500(1年目= 8.6%、2年目= 12.6、3年目= 12.6%、4年目= 17.6%、5年目以上= 17.8%、6年目=8.8%、7年目=5.2%、8年目以上=14.2%、その他=2.6%)/2008年8月『escala cafe』にてWEBアンケート調査]

「投資信託について知りたいこと」には、こんなコメントも……

投資信託について知りたいこと

  • 誰がどういう仕組みで運用していて、その投資したお金は保証されているのか、とてもリスクとかがあるものなのか知りたい。(2年目/嘱託・契約社員/ホテル・旅行・アミューズメント)
  • 存在そのものが分からないので一から教えて欲しい。(3年目/正社員(総合職)/食品・飲料)
  • 内容をあまり知らないので、初心者でも分かるように分かりやすく教えて欲しい。(3年目/嘱託・契約社員/学校・教育関連)
  • メリット・デメリットを分かりやすく教えてほしい。(3年目/正社員(総合職)/小売店)
「こんなことが知りたい!」とたくさんコメントをいただきました。
「投資信託」について、一から教えてください……石原先生!
多くの人から資金を集めてひとまとめにし、運用をする「枠組み」が投資信託
運用商品の素材をまとめて運用する枠組み
投資信託を株式や債券などと同列にイメージする人が多いようですが、少し違います。株式や債券、金、不動産などは運用の素材。この素材は、それぞれ違った特徴を持ちます。たくさんの素材から、運用を担当する会社の人が「値上がりしそう」と思うものを選び、買って運用。この資金は、個人投資家などその運用に乗りたい人たちが出し合います。この枠組みが、投資信託です。

その枠組みの運用方針が気に入れば、申込む
投資信託は、資金を募集する際に運用方針を明示します。例えば、「日本の大企業の株式を100社ぐらい買う」とか、「先進国の国債を買い集める」「オフィスビルを買って賃貸し、賃料を投資家に分配する」など。これらを確認し、自分が好きな運用方針の投資信託を申込みます。予算に応じて、投資信託の基準価額に口数をかけた額(0円〜3%程度の手数料がかかる)で申込めます。

投資先の株式や国債、オフィスビルなどの時価からその投資信託全体の時価が決まるので、ここから一口あたりの基準価額が割り出されます。基準価額は日々変動、申込時の基準価額との差が投資家の損益です。損益の幅は、運用の素材(株式、債券など)によって大きく異なります。
私たちへの影響は?
銀行などにお金を預けるのは、「預金」。立場を変えると、その銀行に運用資金を貸していることになります。銀行が運用で儲かっても損をしても、預金者が受け取るのは、約束した通りの金利です。

一方、株式を買うのは、直接、その株式会社に事業資金を提供することです。投資家は、その会社の稼ぎの一部を配当金という形で受け取れ、日々変動する株価は、買った時との差額に応じて利益や損失をもたらします。債券、例えば国債を買えば、その資金が国の事業に使われ、投資家は国から利息を受け取れます。

この後者の運用素材、株式や債券を集めたものが投資信託です。投資信託という枠組みを通じて、株式や債券などに投資するのです。金、不動産などで運用する投資信託でもしくみは同様です。

投資信託では、素材となる株式や債券、金、不動産などの時価に応じて、投資家の利益や損失が生じます。大きな運用益が期待できる半面、株価や不動産価格の下落が投資信託の基準価額を下げ、損失を被ることも。しかし、預金と違い、運用の成果に応じた利益を受け取ることもあるスキームなのです。
用語解説
基準価額
投資信託の値段のこと。運用素材の株式や債券の価格を基にして評価するので、毎日変動します。株価などによる時価評価に、運用の素材から受け取れる利息や配当金を加えて運用のコストを引くと、その投資信託の純資産総額が算出されます。これをその時に発行している投資信託の口数で割ったものが、基準価額です。投資信託購入後は、保有口数にその日の基準価額をかければ自分の資産額が分かります。
石原先生からのお知らせ
現在、日経新聞が運営する女性向け会員サイト「club Nikkey」でもコラムを連載中。「club Nikkey」は、もっと詳しく経済を知りたい人におすすめ。石原先生は、マネー活用術を教えてます!


お役立ち情報[PR]