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【働く女子の実態】20代働く女子、号泣必至!? 『結婚しなくていいですか。』

『結婚しなくていいですか。—すーちゃんの明日』は、30代半ば・独身・彼ナシの「すーちゃん」の毎日を描いた4コマ漫画。知人の女性2人から、偶然にも別々に「これ泣けるよ……」と紹介されたので思わず読んでみました。帯にも、精神科医・香山リカさんの、「まさか『ワーン』と泣くとは思わなかった。(略)号泣」とのコメント。

新聞の4コマを連想させる線の少ないシンプルな絵柄。この軽やかなタッチと「号泣」という言葉がイマイチ結びつかないけどなーと思いながら読みまして……「う、うわーん!」と号泣しました。その後で「……クッ、クッ」と何度もしゃくりあげたほど。

絵柄と同じように、ストーリーもいたってシンプルです。カフェの店長として働くすーちゃんが、ヨガを始めてみたり、昔のバイト先の先輩、さわ子さんと再会したりする、「何にもない」日常の様子だけ。ただ、その合間にすーちゃんのモノローグがかぶさります。その内容といえば、「老後の不安」。まだそこまでリアルに老後を感じているわけではないけれど、「ずっとひとりなのかな?」「おばあちゃんになってもたまにはカフェでごはんを食べたいな」「寝たきりになったら誰が面倒見てくれるの?」などなど、漠然とした不安がひしひしと迫ります。

すーちゃんが深刻に悩んでいるわけではないことがリアルです。あっけらかんとした性格のすーちゃんだからこそ、「きっと誰にも頼らないんだろうな」ということが想像でき、そこに泣けてしまうのです。すーちゃんとさわ子さんの他愛無い世間話と、2人の内面の深いモノローグの差に、「そうそう、こうなんだよね」とハッとさせられる人は多いのでは。

トレンディドラマ好きの友達が、「ドラマを見てる時は現実の自分を忘れられる。ドラマチックで素敵な世界に浸れる」と話していました。が、『結婚しなくていいですか。』は、その逆。どこまでも現実が描かれていて、20代、30代、40代の女性なら、独身でも未婚でも一瞬は考えたことがあるであろう「将来の不安」にバッチリ共感してしまうのです。

さらに、母・祖母と3人暮らしのさわ子さんが呟く、一言は一読の価値あり。

「老いていくのは仕方ないけど、ただ、○○○○はしたい」

ちょっと地味目な雰囲気のさわ子さんが言うだけに、ツーンとしみる一言です。どんな一言か知りたい方はぜひ読んでみてください。

「泣ける作品=いい作品ってワケじゃないけどね」なんて辛口の意見を持った女性にこそオススメ。あなたが考えていることのいくつかが、この漫画の中にはつまっているかもしれません。

ちなみに、この本を紹介してくれた女性のひとりは、同棲している彼からプロポーズされた翌日に、この本を読んでいたそう。ソファに座ってくつろぐ彼女が読んでいる漫画のこのタイトルを見て、彼氏はリアルに持っていたマグカップを落としたのだとか。プロポーズされた直後の方が購入する場合には、充分、取り扱いに注意してください。


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『結婚しなくていいですか。—すーちゃんの明日』(益田ミリ/幻冬舎)

(小川たまか/プレスラボ)


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