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BLUE×BLUE-2

わたしたちは、オフィス仲介専門の不動産会社に勤めている。
まだ会社が出来て10年にもならず、社長も若い。

そんなの中、弘幸は営業成績もいつもトップクラスで、
会社中から注目もされているし、店でも渡部店長に一目置かれている。

だからなのか、生まれつきの性格なのか。
彼の態度はかなり大きく、はっきりいって自己中心的で生意気だ。

交際以前もこちらの都合も聞かず「レストラン予約したから今晩来て」
なんて、強引にもほどがある誘い方ばかりで驚きの連続だった。
  付き合い始めてからも、デートの日時も場所も
いつも彼が一方的に決めてばかりで、ケンカも数え切れないほどした。

といっても、いつもわたしがメールの返事をしなかったり、
黙り込んだりするのを、彼が気にも留めないふりをして、
後からいきなりアクセサリーや花束をくれたりで、仲直りとなる。

そんなことが繰り返しの付き合いだし、彼はまだ若いしで、
きっとわたしたち、いつか別れることになるのだろうと思っていたけれど。

「オレと結婚して、一生いっしょにいてほしい」
交際してきっちり1年後に、プロポーズしてきた弘幸の顔は真剣そのもので、
わたしはちょっぴり涙ぐみながら、静かにうなずいていた。

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