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ラブ・スターをこの手に-3

まずテンションが、普通のサラリーマンとは桁違いに高い。
あと正直、大したギャグをやるわけじゃないのに、笑える。

会話のテンポが絶妙なのだ。
お腹が痛くなるほど笑ったし、二次会のカラオケも、
歌わずにずっと聞きたいと思うほど、みんな歌が上手かった。

だから心から楽しんだ帰りに、直輝から軽い調子で
「アドレス交換して」といわれた時も気軽に「いいよ」と答えた。
  どうせモテるんだから、返事は来ないだろう……。
でも翌日の朝、ふと見ると携帯に着信の点滅があった。

「おはよう! よく眠れた? 俺は朝からムダに元気!」

画面では本文の他に意味不明の絵文字がやたら多くて、
携帯を開けたとたんに、思わずプッと吹いてしまった。

わたしはニマニマしながら支度をし、足取りも軽く駅へ向かう。
電車に乗っていると、またも着信の振動がある。

「今日はこれからエキストラです。弁当が楽しみ」

こんな調子でその日は、お昼休みに15時の休憩、
帰りの電車や部屋に戻ったあとも、直輝とのメールを楽しんだ。

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