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あなたが最高!-11

ファミレスの駐車場にポツンと残されたわたしは、
それからしばらく、幹夫くんの去った方向をぼんやり見ていた。

すると駐車場に停めてあったたくさんの車が、
みるみる揺らいで、かすんでいく。

……あ、泣いているのだな、と思ったとたん、
ひどく寂しくなって、涙が止まらなくなった。

本当に、あんな風に一瞬だけでも、
誰かに触れて欲しかったのだし、慰めてもらいたかったのだ。

本当は、仕事の将来のことも不安で、
誰かに大丈夫だといって欲しかったのだ。

ほんの2日間のことだけれど、とても気持ちが楽になった。
まるで春風のような人だ、と思ったとたん、
今度はひどくおかしくて、笑い出してしまった。

また会いたいな、と思う。
会ったら男女の関係になってしまいそうだし、
それはそれで楽しそうな、また面倒くさそうな気もする。

でも、幹夫くんには、もう一度会いたい。
メールすれば、会ってもらえるのだろうか。

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